例の特別給付金10万円は、いつ振り込まれるのでしょうか?
一応、先月末に郵送されてきたので、すぐに返送したんですけど。
「今月中に来ればいい方かな?」と思っていたのですが、今月の家賃が危なくなってきたので、できれば早めにいただきたいですね。
とは言え、役所の方たちも、事務仕事が増えて大変だということも重々承知しているので、文句は言えないですよ。
だけど、「確かに受け取りました」みたいに確認できるところが無いので、あまりに遅いと不安になるのはわかります。
ある都内在住の男性は、5月の初旬にオンラインで申請されたそうですが、未だに振込がされず、「もしかしたらミスしたのかも」と不安になって、役所に問い合わせたらしいのですが・・・
結局、明確な答えは得られず、知り合いのつてで役所の上層部に聞いてもらったら、「確かに申請はお受けしております。振込までだいたい一ヶ月くらいかかっていますので、もうしばらくお待ち下さい」という返事が来た、ということ。
ネットで調べてみたら、やはり一ヶ月くらいかかって振り込まれるケースが多いようです。
ただ、場所によっては1週間くらいで振り込まれたところも。
人口の多さなどでも違うのでしょうが、気長に待つしか無いのかな?
役所と言えば、いきなり「市役所に行けばお金が借りられるって聞いたんですけど本当ですか?」と聞かれたことがあります。
多分、生活福祉資金貸付制度のことを言っているのかな?と思ったのですが、あまり詳しいことは知らなかったみたいです。
あと、「国がお金を貸してくれる制度があるんですか?」とか。
本当に生活福祉資金貸付制度のことって、あまり知られていないですよね。
どうしてなのでしょう?
生活保護はあんなに知れ渡っているのに。
まあ、言ってみれば、国がお金がなくて困っている人にお金を貸してくれる制度です。
だけど、今「国が」と書いてからはたと気がついたのですが、国というより各地方自治体に任せられているんですよね。
だから、住んでいるところの県や市、村などから借りるような形です。
この生活福祉資金については、「知られていない」ということと「借りにくい」という意見が多く見られ、何となく敷居が高い制度のように見られています。
私も、実際に借りた方って居るのかな?と探したのですが、ネットではあまり見当たらなかったですね。
「生活福祉資金の手引」という全国社会福祉協議会が発行している本はあるのですが、こちらもあまり知られていないと思います。
在庫があれば、AMAZONや楽天でも購入可能なのですが・・・
だからと言って、一定の条件さえ満たせば、借りられないということはないようです。
結局、少ない金利(1,5%から3,0%)で貸付を行うため、あまり多くの方に貸しつけてしまうと、自治体の財源が危うくなるということもあるのでしょう。
また、生活保護と同じように悪用されないとも限りません。
それと、「借りたはいいけど返せない」という人が増えていて、滞納金が膨れ上がっているということもあるということ。
・・・とここまで読んで、「じゃあダメだ」と諦めてしまう方が多いのでしょうが、せっかく低金利で借りられるのですから、条件さえ合えば検討してみる価値はあると思います。
生活福祉資金の借入条件とは?
◯低所得者で、他からの借入手段がないこと
◯65歳以上の高齢者で病気や障害などで介護を要する方
◯障害者手帳や精神障害者保健福祉手帳などを取得している方
ということ。
所得者というのは、実際にどの位の収入なのか?ということは、各自治体によって微妙に違うようです。
ここで問題なのは、「お金が無くて借りたい」と思っていても、多重債務などの場合は、先に債務整理をしてからということを勧められますし、本当にお金が無いのなら「生活保護の申請を」と言われるということ。
「今お金は無いけど、将来働けるようになったら返すから」ということでは貸してくれないんですよね。
まあ、貸したものを返してもらえないというのは困ることですが、「生活保護」に回すお金を、少し「貸付」の方に回せないものか?と思ったり。
個人的な意見ですが、全く返済の義務がない「生活保護費」を増額するくらいなら、「たとえ半分でも1/3でも返してもらえれば」というような貸付制度を設けたほうが働く意思は保てるのでは?と思うんですよね。
将来的に見ても「どうしても働くことができない」という方もいらっしゃるでしょうから、一概には言えませんが、高齢者の方以外は、できれば働きたいと思っている方も多いのでは?
貸付と給付金をうまく使い分けられれば良いのですが。
理想論ですけどね。