「10万円借りたいけど無職じゃだめですよね」なんてネットで聞いている人が居ましたが、どう思いますか?
10万円と言えば、ちょっとした大金ですから、無職だとまず借りられないでしょう。
クレジットカードに関する質問でも、最近は「無職でも」とか「収入ゼロでも」という方が多いです。
主婦の方もいらっしゃるのですが、たいていは一家の大黒柱とも言うべき立場の方なんです。
「収入がなくなる」ということ。
突然こんなことが起きるなんて、考えたくもないでしょう。
だけど、現実には突然の解雇や勤めている会社の倒産なんていうのは日常茶飯事で、今まで安定して業績をあげていた会社ですら、今は危ない時代です。
突然収入がなくなったらどうしますか?
なんとか、貯金をおろしながら食いつないでいくしかないですよね。
だけど、例え100万円ほどの蓄えがあったとしても、収入がゼロになれば、すぐに消えていってしまうのです。
本当にあっという間に。
贅沢なんてする場合じゃないですから、節約に節約を重ね、我慢に我慢を重ねた生活をしていても、本当にすぐに無くなってしまうのがお金なんです。
例えば、今まで収入が30万円あった場合、どんなに切り詰めて生活しても100万円だと4ヶ月は持たないと思います。
それが、もし無職になったのが債務整理直後だったとしたら?
多分蓄えも何もないでしょうから、余計に途方に暮れるでしょう。
それでも、ブラックになってしまった人にお金は貸してくれません。
ましてや、無収入の人に貸してくれるところは皆無です。
「無職でも収入がなくても作れるクレジットカード」とか「無収入でも借りられる消費者金融」などの情報をよく見かけますが、難しいでしょうね。
ならどうしたら良いのか?
ブラックじゃなければ、この間も書いたように「無職でなくなれば」クレジットカードを作ったりお金を借りたりすることも不可能ではなくなります。
正社員の口に固執せずに、アルバイトを探したり派遣社員として登録したりする、ということですね。
残念ながら、ブラックで無収入だとクレジットカードを作ったりお金を借りたりするのは無理だと思います。
あっ、ブラックの場合は無収入じゃなくても、原則お金は借りられないんですけど。
とにかく、クレジットカードを作るまたはお金を借りることを考える前に、「自分でなんとかお金を作る」ということを考えた方が良いでしょう。
不用品を処分したり、オークションに出品したりということです。
割合すぐにお金が入ってくるので、急場しのぎにはなりますよね。
早い時で、出品してすぐに落札されれば、その日のうちに現金が振り込まれることも。
そのお金を資金として副業を始めれば、少なくとも「食べるに困る」ということは無くなる可能性が高いです。
とかく「もうだめだ」と自暴自棄になってしまいがちですが、諦めないことが大切だと思います。
追記:「無職だとクレジットカードは作れないけど、持っている人が無職になったらどうなるの?」ですが、規約としては、「無職になったことを伝えなければならない」ことになっています。
まあ、普通は、次の職が見つかるまでという短期間なので、そのまま使い続ける人がほとんどですよね。
使い続けていても、滞納などが無い状態なら、問題になることは無いでしょう。
問題なのは、無職の期間が長くなり、お金に困って返済能力も無いのにキャッシングしてしまったりするケースです。
当然返せなくなったり、滞納することが増えますから、途中与信で資格を失い、返納を迫られたり、一括請求されたりします。
結局、バレなくても、自分自身に返ってくる、ということですね。