「無職でもクレジットカードが作れた」という記事を読みました。
いくらなんでも無職でクレジットカードは作れないでしょう?と思ったのですが、実際に作れるケースもあるようです。
どうも、独身で、同居しているご両親の収入が多かったかららしいですけどね。
それでも、ご両親の収入が多ければすべて受かるのか?と言えばそうではありません。
その方は、すでにコンビニ系のクレジットカードを過去に所有していて、利用履歴も少なからずあったということ。
毎月数万円の買い物をクレジットカード払いにしていたらしいです。
クレジットカードの審査では、ローンなどについて過去にどれくらいの利用歴や申し込み歴があるのか、また支払いは滞っていないか?ということが重要になってきます。
「個人信用情報」に今までのローンやクレジットカードの履歴はしっかりと残っていますから。
その部分をクリア出来ていたから、無職でも難なくクレジットカードの審査に受かったということも言えますね。
それと、これは憶測ですが、まだ若い独身男性で無職だと、すぐに再就職される確率が高いということも、審査に通った要因では?
いくら就職難とは言え、年齢が若ければ就職率も上がってきますから。
逆に、年齢が上になればなるほど、就職は困難になってきます。
私のように、中高年に差し掛かった年齢では、アルバイトでさえもなかなか見つからず、ましてや正社員なんて、夢のまた夢です。
現に、今は若い世代のクレジットカード発行率が増えているということです。
職種にもよりますが、26歳以下というのがボーダーラインなのかな?
まあ、30代までなら、まだ可能性は高いでしょうね。
クレジットカードの審査というのは、さまざまな角度から見ているんだな、ということがよくわかりますね。
ということは、学生時代に割合作りやすいクレジットカードで実績を作っておけば、その後の審査もスムーズだということでしょうか?
親の収入というのは、「世帯収入」に記載するわけですが、いくら収入証明書が不要だからと言って、嘘を書いてはいけません。
すぐに調べられるわけではないでしょうが、こういう嘘ってバレるもんなんですよね。
「よく知らなかったから」なんて言い訳を言っても、「悪質」と判断されれば、最悪詐欺罪で訴えられることもありますから。
主婦の方が申し込む時に、旦那さんの収入を書く時も同じです。
収入証明書が要らないからと言って、収入をごまかして書くのは絶対にやめましょう。
調べなくても、嘘はどこかでバレるようになっているのです。
不正をすれば、必ず自分に返ってきますから。
追記:ここに来て、ブラックや無職の方にとっては救世主のようなクレジットカードが現れました。
デポジット型ライフカードです。
10万円の保証金を預ければ、同額のショッピング枠が使えるということなのですが、一括払いのみなのは、ちょっと厳しいかもしれませんね。
それでも、今までデビットカードでは使えなかったETCや高速道路の利用にも使えるので、しょっちゅう車に乗る人には、ありがたいカードだと思います。
と言っても、年会費は5,400円かかりますし、審査がまったく無いわけではないので、「誰でも持てる」とは言えないのですが、実際に無職の方や債務整理を経験している場合も審査に受かっているのです。
ただし、債務整理手続き中の人や、過去にライフカードや系列のアイフルに迷惑をかけた人は、審査に落ちる可能性が高い、ということ。
これは、止むをやないでしょう。
とにかく、「他のクレジットカード審査にことごとく落ちいてる」、「ブラックだけどどうしてもクレジットカードが持ちたい」「無職でも持てるカードは?」という場合は、申し込んでみてはいかがでしょう?
最初に預けた10万円の保証金は、カード解約時には戻ってくるそうです。