「借金 うつ 無職」ととんでも無い状況に陥っています。何かアドバイスをください
という方がいらっしゃいました。
もうこの単語の組み合わせだけで、その方が置かれている悲惨な状況が見えてきます。
生活保護に関しても減額という方向に落ち着きそうですが、結局は「働けるのに、働かずに生活保護費でのうのうと暮らしている」人ではなく、止むに止まれず受け取っている人たちの生活を脅かすことになるのではないか?と思います。
まあ、借金を作っている時点で、後ろ指さされてもおかしくないのは確かなのですが、自分が借りたわけではない借金を背負わされている方もいらっしゃいますから。
震災で、借金をせざるを得ない立場に追い込まれてしまった方も。
無職ということについても、今は「どんな仕事でもやる気はあります」と言う方ですら、仕事に就けない時代です。
テレビで非合法のシェアハウスに住んでいる方が取材を受けていましたが、「働けば生活保護は受けられないし、保証人が居ないので、普通の賃貸住宅には住めない」ということ。
「何とかならないか?」と市に相談に行ったら、結局は生活保護を受けることを勧められたとか。
それでは本末転倒ですよね。
そんな不安定な生活が続いていると、「うつ病」にもかかりやすいのでしょう。
「借金うつ」なんていう言葉があるくらい、借金を抱えてうつ病を患われている方も多いとか。
「お金がない時はどうすればいい?」
「働けば」
「働き口がありません。住むところもないから、住所不定ではどこも雇ってくれない」
「じゃあ、アパートでも借りれば」
「アパート借りるのには保証人が必要だし、無職で定収入が無ければどこも貸してくれない」
という堂々巡りのことになってしまうのです。
私の周りでも、無職になって家賃を支払えずに家を追い出された方もいらっしゃいます。
「結局、どこにも行き場所が無くなってしまった」と。
その方は、ある程度キャリアのある方でそれなりの役職にも就いていた方です。
それでも仕事が無い、ということ。
まあ、こんなところで愚痴っていても仕方が無いのですが、「無職で借金があってうつ病」という状態には誰もが陥る可能性があるということなんですよね。
これに、「ブラック」が付く方もいらっしゃいますよね。
そんな不安定な状態でもなんとか生きていくには、やはり何とかして「自分でお金を作る」ということしか無いのかもしれません。
あっ、危ないことをするということではないですよ。
オークションなどで物を売ってお金にしたり、ということとかね。
いつも言っているように、意外なものが高く売れることもあり、結構お金になることも。
年末から年始にかけては出品する人も多いので、少し落ち着いた今頃の時期から始めるのが良いかもしれません。
オークションを見ている人も少し減ってくるので、急激に値段が上がるということは無いですが、その分、本当に欲しくて探している人が見てくれますから。
一時的にでも金銭的に潤えば、また生きる力も湧いてきますよね。
追記:埼玉の上尾市にある無料低額宿泊所で、18人もが結核に感染したというニュースがありました。
ご存知のように、この施設は、生活保護を受ける方たちが生活する場所として、提供されています。
さっき書いた、非合法のシェアハウスも同じような感じですね。
同じ部屋に何人も詰め込まれているケースもあると言いますから、まさにすし詰め状態。
以前火事が出たこともあるし、そもそも、こういった住み方をしていることが違法なのでは?と思うのですが、多分「他に行くところがない」人たちなのでしょう。
ローン地獄におちいった私にとっても、他人事とは思えません。
病気になって働けなくなっても、それなりの住環境が用意される社会には、なかなかならないのが現状です。