生活保護を受け無料低額宿泊所へ エリート社員に何があった?

無料低額宿泊所という名前は聞いたことがありますが、全国に488ヶ所もあって、約15,000人も生活しているということは知りませんでした。

生活保護を受けると、民間の賃貸だと、賃貸契約を断られるケースもあるみたいですね。

それに、「家を持つこと」が原則認めれていないので、持ち家の場合は「家を売ったお金でなんとかならないか?」と売ることをすすめられるのだそうです。

私も、ローン地獄におちいって、家業もままならず、その上病気になってしまった時には、「一時的にでも良いから、生活保護を受けられないか?」と思ったものです。

だけど、なぜか「生活保護を受けてしまったら負け」という様な気持ちが強かったので、なんとか自力でやってきましたが。

それでも、ラッキーだったことがあったり、人に助けられたりしてやっと生活してきたことを考えると、「もう親子心中しかない」とまで思いつめている場合は、生活保護も視野に入れるべきでしょう。

と思っていたら、「エリート社員からの転落。無料低額宿泊所での悲惨な生活」という記事を読んでしまいました。

エリートサラリーマンが生活保護?

生活保護を受けた人が、みんな、こんなに悲惨な体験をするわけでは無いでしょうが、こういうこともあるんだな、と世の中の歪のようなものを感じたわけです。

体験談としてはこうです。

若い頃は、有名企業の不動産関係の営業マンをしていて、それこそ飛ぶ鳥を落とす勢いで、契約を取っていたそうです。

もともとお給料が良かった上に、契約を取った月には歩合が入り、夜の街に繰り出すことも多く、ほとんど家には帰らなかったことも。

気がついたら、奥さんに愛想を尽かされ、子供と一緒に実家に帰ってしまい、このまま離婚。

ここで「このままではいけない。」と気がついて生活を改めれば良かったのでしょうが、家族が居なくなった寂しさから、さらにお酒に溺れるようになり、生活は乱れ放題。

仕事仕事で独身を通していたので、60歳を過ぎても家族は居ず、若い頃の不摂生がたたって病気になった時には、近くに頼れる人も居なかった、ということ。

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病気の悪化でまったく働けなくなった男性は、仕方なく生活保護を申請するのですが、家賃の滞納で住んでいるアパートも追い出され、行政を頼って「無料低額宿泊所」を紹介されたのだそうです。

名前からしても劣悪な環境は容易に想像は付きますが、個室が与えられれば良い方で、ひとつの部屋を仕切って2,3人で使うという、高度成長期に建築現場で働かされていた人が使っていたという、いわゆる「タコ部屋」状態ですよね。

冷暖房設備も無く、トイレやキッチン、お風呂場も共有なんて、今時どんなに古いアパートでも無いですよ。

しかも、最悪なところに当たれば、事業者がお金を管理していて、自分がもらえるお金は、生活保護費から必要経費を引いた2,3万円のみということ。

これでは、生活どころか、生きているとも言えない環境で・・・

幸い、この男性は、職を見つけ、この環境から抜け出せたようですが、「想像を絶する生活を強いられた」と涙ながらに語ったのだそうです。

ただし、「無料」ではなく「低額宿泊所」だと、見た目は古いマンションのようで、中には冷蔵庫やガスコンロ、洗濯機などは設置されているところも多い、ということで、恵まれているとは言えないまでも、そこそこの暮らしはできそうですね。

ただ、生活保護を受けても、持ち家にそのままとどまっている人も居ますし、アパートも家賃滞納さえしなければ追い出されることは無いでしょう。

「裏側ではこんなことも起こっている」ということで例に出しましたが、借金を抱えて、また貧困で生活していけないレベルなら、頼るという選択肢も考えた方が良いのではないでしょうか?

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