「夫に内緒でお金を借りたりクレジットカードを作ったりしにくくなった」と主婦友達の間でも、少し前から話題になっています。
「専業主婦の方が夫に内緒でクレジットカードを作る」なんていうのは、少し前だったら、簡単にできたんですけどね。
クレジットカードでも消費者金融からの借り入れでも、「専業主婦やアルバイト、無職の方でも大丈夫」なんていう広告がバンバン出てましたから。
いわゆる「好景気」の頃です。
結局、専業主婦の方でも旦那さんのお給料が高かった時期ですから、「取りはぐれがない」ということだったのでしょう。
それと、「グレーゾーン金利」がまかり通っていましたので、29%もの利息を取っていれば、途中で支払いが滞っても採算は取れる、といったこともあるのかもしれません。
そうでなきゃ「無職」の方にまでキャッシングOKとはなりませんよね。
それが、グレーゾーン撤廃と収入の額に応じた一定の金額までしか借りられませんよ、という総量規制の施行後一変しました。
特に主婦の方が「夫に内緒でクレジットカードを作りたい」というのが、難しくなってきたんですね。
ただ、総量規制外のクレジットカードもまだありますし、「収入証明書」が実質不要というショッピング系クレジットカードもありますので、まだ専業主婦の方でも取得が不可能、ということではありません。
それでも、最初から「旦那さんの収入証明書を出してください」と言われる金融業者も多いですし、今まで借りていた金融業者でも、新たな借入れができなくなっている例も増えています。
主婦にとっては、クレジットカードが作りにくい時代になったことは確かですね。
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あっ、いや、クレジットカードが作りにくくなったのは主婦だけじゃないかも。
会社員の方でもクレジットカードの審査に落ちることもあるとか。
中には年収300万円の普通のサラリーマンの方でも、審査に落ちたというケースもあるのです。
もしかしたら、滞納歴があったのかもしれないし、就職して間もないということも。
細かいところでは、申込書の書き方が雑というだけで、審査に落ちることもあるらしいですよ。
とは言え、審査がそれだけ厳しくなっている、ということも言えるのではないでしょうか。
一方では、「25歳以下だと収入が少なくても審査に受かりやすいクレジットカードがある」という噂もあります。
これからカードを使ってもらえる年数が多い方が好ましい、ということもあるのでしょう。
要するに、それぞれの属性に合ったクレジットカード選びが必要になってきた、ということなのかもしれないですね。