クレジットカードのリボ払い地獄から脱出するには?

クレジットカードのリボ払いは便利だけど

クレジットカードのリボルビング払い、便利ですよね。

私なんて、「後からリボ払い」をしょっちゅう使っていて、「あっ、このままじゃあ、来月の支払いがものすごいことになってしまう。」なんていう時にも、パソコンでクレジットカード会社にログインして、ボタンを押すだけでリボ払いに変えられることにホッとしていましたから。

だけど、考えてみたら、それがローン地獄におちいる前段階だったんです。

それまでは、「翌月の引き落とし時に、残高不足なんていうことにならないように」と、いちいち買った日にちと引き落とし予定日を記載していたんですよ。

「そんなこと当たり前」と思うかもしれないですが、すべてが大雑把な私にしたら珍しいこと。

しかも、場合によっては、予定した月に引き落とされないこともあるので、翌々月の支払いまで考えて買い物をしていました。

そもそも、基本現金払いで、クレジットカードによる買い物は極力控えてきたくらいなんです。

それが、一度リボ払いの便利さを覚えると、「今なら30%お得」なんていう家電とかも、「これ欲しかったのよ」という理由だけで買っていましたね。

家電のバーゲンでリボ払い

結局使わなかったものもあれば、数年使って元は取れたというものもあるのですが、いずれにしても、リボ払いがあるおかげで気が大きくなったのは確かです。

クレジットカード会社がリボ払いをすすめるワケは?

それに、クレジットカード会社にしてみたら、一括払いだと手数料の5%しか入ってこないところを、分割払いやリボ払いにすれば、数十%以上の利益を得られるので、やたらと勧めてきたり。

まあ、考えてみたら、私達にとっても「欲しいものがすぐに手に入る」というメリットがあり、クレジットカード会社も、「毎月少しづつしか入金が無いけれど、その分総支払額が倍増する」というメリットがあるのですから、どっちもどっちなのかもしれません。

クレジットカード会社も商売なんだから、より利益率が高いものを進めるのは道理なのですが・・・

その儲けのためのカラクリがわかりにくくなっているものだから、なんとなくモヤモヤしてしまうのです。

と、ここまで書いてきて、やっぱりローンの仕組みをわかっていないから、ローン地獄に陥るんだな、としみじみ思いました。

ローンやクレジットカードのリボルビング払いなどの計算方法ってわかりにくいですから。

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リボ払いで月々の支払い額だけを考えるのは危険

例えば20万円の商品を買ったとします。

お店では一括払いの手続きをして、あとからネットでクレジットカード会社にログインして月々5,000円のリボ払いに変更したとしましょう。

あるクレジットカード会社のシュミレーションによると、3年3ヶ月で、支払い総額は約25万円にもなってしまうそうです。

これだけでも「へぇーー?そんなに支払うことになるの?」と驚愕なのですが、よく読めば、きちんと書いてあるんですよね。

リボ払いの総額に驚愕している!

それか、今ならネットで検索すればすぐにわかります。

要するに、「月に支払う金額を、なるべく安く抑えよう」という気持ちが、損を運んでくるのです。

リボ払いの手数料は残高にかかるため、月々の支払金額が安ければ安いほど、元金が減らずに増えた手数料や金利を払っているだけ、というのは、とても理不尽なこと。

だけど、それも承知の上でリボ払いを選択したんですよ。

月々の支払いを、たとえ1,000円でも2,000円でも増やしていれば、もっと早くに完済するんですよね。

無知もさることながら、借金やローン支払いがどんどん増えていくと、計算するのが怖くなるというか、目の前のことしか見えなくなって、計算することからも逃げてしまう傾向があります。

ローンの返済が延々と続くけどどうなの?」と思ったら、繰り上げ返済できないか?またローンの支払い金額を増やすことはできないか?を真っ先に考えましょう。

追記:キャッシングリボ宣言という方法もあります。

クレジットカードのリボ払いとほとんど同じですが、「今後、私のキャッシングについては、支払いはすべてリボ払いにします」と宣言する、というもの。

もちろん、途中で解約することもできますが、どうしても月々の支払金額が少なくなれば、そのまま続けてしまうものです。

「ここ数ヶ月は、収入が少なくなるから、リボ払いにしておこう」と、ビジョンが見えていて、短期間だけ利用するのなら良いのですが、「便利だから」とズルズル支払い続けるのは考えものです。

リボルビング払いは毎月の支払い金額が一定になるだけなので、一括払いに比べて返済期間が長くなってしまいます。

また、分割払いに比べても計算方法が違うため利息が増えるので、くれぐれも、月々の支払金額だけで決めないようにしましょう。

あくまでも、「短期間の利用」を心がけることが、多重債務に陥らない唯一の方法です。

ということで、月々の支払金額だけに目を向けるのではなく、支払総額を真っ先に考えないと、結局損をすることになってしまいます。

「ずっと支払ってるのに、全然返済総額が減らないんだけど」なんてなったら、また多重債務生活に逆戻りなんていうことになりかねませんので、安易に利用しないようにしたいものです。

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借金返済日記
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