金融事故者になると、「お盆休み」「夏休み」なんていう言葉も、「どこの話?」という感じになってしまうのですが、巷ではすでに渋滞のニュースが。
まあ、今年は例の感染症が猛威を振るっているので、旅行を控える方も多いのでしょうが。
「山の日」ができてからは、数日休みを取るだけで9連休とか10連休という人もいらっしゃるでしょう。
こんな時には、いつも生活に追われていた多重債務時代を思い出します。
お盆も正月もあまりありがたくない、どころか、「早く終わってくれー」と思う始末。
お金も暇も無いので、子どもたちをどこにも連れていけないし、下手したら公共料金滞納で電気や水道が止まるかもしれないこともしばしば。。。
だけど、お金がかかることは避けられない、という。
そう。休みが重なる時期が限られるので、どうしても実家には帰ったりしますから。
一番困るのが、「祝日にお金が借りられないこと」なんです。
あっ、ブラックと言っても、まだ多重債務で、「滞納は少しはあるけれど、信用情報はギリギリ大丈夫では?」という状況の時のこと。
クレジットカード会社からは、もうどこに申し込んでもことごとく断られていた頃ですが、まだ消費者金融からはあまり借りていなかったのです。
「審査の甘い消費者金融」を探しては、申し込みをしていました。
消費者金融の無人契約機に足しげく通ったこともあります。
そんな時に、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始のように、祝日が続くと本当に困るんですよ。
祝日でもお金を貸してくれるところもありますが、少ないですから。
やっと営業している金融業者を見つけても、「受付は年中無休ですが、審査の結果は休み明けになります」なんて言われてガックリしたり。
俗に言う「審査がとても甘い」と言われる中小の消費者金融は、ほとんどダメでしたね。
大手の消費者金融なら祝日でも大丈夫なところも多いのですが、すでに借りられない状態でした。
ネット展開していて、ホームページから申し込めるところもあるのですが、ほとんどが対面方式なんです。
なぜかと言うと、「本当に貸したお金を返してくれるのか?」見極めるためだと思います。
まあ、多重債務者にしてみたら、気軽に借りられない方が、さらに借金を増やす頻度が少なくなるので、良いとは思うのですが。
ただ、今は不況で金融業者も「お金を貸したい」ところもあるので、祝日でも対応してくれる業者もあるかもしれません。
ネットで検索すると、祝日でも融資可能な消費者金融などの情報が得られますので、調べてみても良いでしょう。
ひとつ気を付けたいのが、「あまりにも簡単にお金を貸してくれるところは要注意」ということ。
「あった」と思って喜んで借りたはいいけど、結局は闇金融だった、なんて最悪の事態になってしまいます。
また、ネットなどで検索する時には、古い情報なども多いので、更新日時がなるべく新しい情報を探すことをおすすめします。
追記:大手の消費者金融の自動契約機は、ゴールデンウィークでも営業しているところが多いと書きましたが、その分「お金を借りたい」という人で、通常よりは混み合うことが予想されます。
普通は、30分くらいで審査が完了するようなところでも、混み合えば1時間以上待たされることも。
できれば、ネットで申し込みだけでも済ませておけば、申込みもスムーズに行えるでしょう。
また、「勤め先の在籍確認」が必要な場合、会社が休みで確認できないために、すぐに審査がおりないこともあります。
その場合は、先に収入証明書などを用意することで、在籍確認無しで審査に通ることもあるので、用意しておくことも大切です。