金融ブラックになってもお金は借りられるというのは本当?

金融ブラックになるということは、金融事故を起こしたことがあるということ。

 

金融事故を起こすというとただならぬ感じがしますが、本当にただならないものからうっかりミスまでいろいろあるのです。

 

謝って済むことではないですが・・・

謝る男性-借金生活脱出日記

要するに、借金の延滞があったり債務整理をした場合に、「個人信用情報」に「金融事故情報」という形で掲載されるということなんです。

 

たいてい、借金を延滞を半年くらい続けていると、「事故情報を個人信用情報機関に連絡しますよ」という通知が送られてきます。
それでわかるんですけどね。

 

まあ、わざわざ通知してくるところの方が少ないくらいなので、それすらもわからないうちに、「ブラック」の仲間入りしてしまっていることも多いです。

多重債務の場合は自分でわかっていますが、「少額なので滞納していることも気が付かなかった」という方もいらっしゃいます。

そういった場合は、支払いを完済すれば、早い時期に事故情報は解除されるのでしょうが。

 

債務整理をした場合は、ほぼ例外なく「事故情報」が載せられてしまうので、どこからもお金を借りられないし、ローンも組めない状態になってしまいます。

そんな中、「金融事故を起こしてもお金を借りられる」という情報が。

いろいろ調べたら、数社あるみたいです。

正規の金融業者ということですが、中小の消費者金融になりますね。

 

よく2chや掲示板などで「ブラックでも借りられる」という噂の金融業者なのですが、ほとんどが運良く借りられても5万くらい。

保証人や保証料が必要。

中には、手数料として融資額の10%が必要というところもあります。

5万借りても手数料として5,000円取られたら、実質45,000円しか借りられないということになりますよね。

 

しかも利息が20%を超えるところがほとんどだとしたら?

債務整理をした場合、借金を抱えていた時期が長ければ長いほど生活は苦しくて、つい「ブラックでもお金を貸してくれるところはないか?」と目を皿のようにして探すことになるのですが、一度冷静になりましょう。

目の前にぶら下がっているお金のために、また人生を踏み外してしまうことにも成りかねません。

 

先ほど書いた消費者金融にしても、正規の金融業者であっても、利息と保証料を考えたらとても不利な借入になってしまいます。

 

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ましてや、それがヤミ金融だったとしたら?

また地獄への坂道を転がり始める事になってしまうのです。

 

お金がない惨めさや困難なことは経験した人でないとわからないですから、焦ってつい危ないとわかっていても手を出してしまうのはわかります。

それでも、一度深呼吸して冷静に考えるだけでも、道から外れることを防げるかもしれません。

 

決して「借りるな」と言っているのではなく、「そのお金は必ず必要か?」ということを今一度考え直してください、ということです。

ローン地獄を味わった私が言うのですから、間違いありません。

一度道を踏み外すと、立ち直るのには相当な時間がかかりますから。