クレジットカードの審査に受からないばかりか、クレジットカードの更新を断られたというケースも増えているようです。
今までは、多少の延滞では更新を断られることはなかったようなのですが、やはり厳しくなっているということですね。
ただまあ、「多少の」というのが問題で、金額が少額だから大丈夫なんていう方も多いようです。
例えば、今は携帯でもネットショッピングする人が増えていて、スマホが主流になってからは急増しているようです。
大きな買い物の場合は「今月引き落とされるから」と、多めに引き落とし口座に入金しておくなどして用心しますが、アプリとか曲のダウンロードなど少額だと、ついつい忘れてしまいますよね。
例え数百円でも延滞すれば、クレジットカード会社側から見たら、「借金を返さなかった」というのと同じ事。
さすがに、1ヶ月支払いが遅れて督促状が来たくらいでは大丈夫でしょうが、数ヶ月引き落とせなかったとなると、事故歴が付くこともあるのです。
まあ、データを管理しているのは機械ですから、「この位の金額なら許してあげよう」なんていうことはないのです。
その上、クレジットカードの利用額が、いつも月に数百円という感じだと、次の更新は見送られてしまう可能性は高いでしょう。
特に、年会費無料のクレジットカードだと、維持管理手数料は会社持ちということになりますから、ほとんど使わないようなお客様の更新手続きはしたくないというのが人情ですよね。
こんなこともバブルの時期にはなかったことだと思います。
あの頃は、とにかくどこに行っても「クレジットカード作りませんか?」「ポイントが付きますよ」と言われ、作ったまま数年間一度も使っていないなんていうクレジットカードがありました。
スポンサーリンクそれでも、毎年更新され、新しいカードが送られてきましたから。
太っ腹な会社だと、ほとんど利用していないにもかかわらず、毎年利用限度額が増額されたところもありました。
利用限度額50万円なんて、余裕でなりましたからね。
まあ、どこの会社でも、クレジットカードの利用額が少ないと、すぐに更新を打ち切られるということはないと思いますが、今後は増えてくるでしょうね。
もし、ほとんど使っていないようなクレジットカードを、たまたま利用したばかりに、利用したことすら忘れてしまい、料金を延滞、挙句の果てにブラック扱いになっていたのでは、元も子もありません。
クレジットカードを申し込む時には、「自分が本当に利用するのか?」「返済計画は立てたか?」ということをはっきりさせてから、ということが大切ですね。