「ブラックリストに載る」なんて言うと、ものすごく恐ろしい社会的制裁が待ち構えているような気がしますね。
先の見えないトンネルに迷い込んだような・・・
ブラックリストとはどのようなものなのでしょうか?
ブラックになると、もうどこからも融資が受けられなくなるのでしょうか?
そもそもブラックリストという公的文書のようなものがあるわけではなく、「個人信用情報」に「事故情報」が載っている状態ということです。
これは、ただ単に借金の返済が滞ってしまった場合だと、支払いさえ済ませれば半年位で抹消されるということです。
事故情報の登録期間は、延滞などの事実のあった日から5年間だと言われていますが、公的な情報である破産者であることは、7年~10年は残ります。
つまり、一旦ブラックリスト入りした人でもその後問題を起こさず安定した収入を確保していれば、10年ほどで融資可能な状態になるということ。
時期がくれば信用情報機関の情報は削除されます。
ただし、正確な期間が決まっているわけではなく、どのくらいで情報が消えるかはそれぞれで差がありますので、心配でしたら、自分の信用情報を開示してみることをお勧めします。
確認したところ、現在は3つの信用情報機関があります。
全国銀行個人信用情報センター、株式会社日本信用情報機構、株式会社シーアイシーの3ヵ所。
信用情報機関に保管されている情報は金融会社だけでなく、一般の人も所定の手続きを経て照会ができます。
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身分証明が可能な免許証や保険証を提示すれば、誰でも信用情報会社から信用情報は開示してもらえます。
なお、信用情報は郵送で送ってもらうことも可能です。
今は、ネットでの開示もできるようになっているので、便利ですね。
CIC(指定信用情報機関)では、パソコンからだけでなく、スマホからでも開示することができるのです。
開示手数料として1,000円はかかりますが、24時間いつでも申込みできるというのも、忙しい方にとっては助かるというもの。
開示にあたっては、専用のアプリをダウンロードするのですが、さほど難しい操作は必要無いようです。
ブラックリストに載っているかどうか?ということだけでなく、一度は、自分の信用情報を開示してみる、というのも必要なのかもしれません。
できればブラックリストには載りたくないのが本音ですが、借金の支払いが滞ってしまったら仕方がありません。
債務整理をしても、自動的にブラックになってしまいます。
ブラックになってしまっても、一生どこからも融資が受けられないというわけではないので、それまでの辛抱ということになりますね。
新たにクレジットカードが作れるようになったら、今度はしっかりと計画を立てて利用し、2度と破綻しないようにしたいものです。