年収1,000万円稼がないと良いくらしはできない?
借金を抱えていると、収入についても「年収300万円だと生活していくのがやっと。せめて1,000万円以上狙わないと」なんて、夢のような生活を求めるようになります。
だって、多重債務になると、月々10万円以上の借金返済なんてざらで、そうなると、もう10万円くらいしか使えるお金が無いんです。
これだと、独り身ならまだなんとかなるでしょうが、家族4人とか居たら、とても暮らしていけません。
仕方なく、アルバイトを掛け持ちするわけですが、時給800円くらいでは、クタクタになるまで働いたとしてもそんなにもらえないのが辛いところ。
「運が良ければ日給1万円以上可能!」というアルバイトがあったのですが、話を聞いてみると、「転売のためにレア商品の販売のために並ぶ」でした。
なんでも、2時間も前から並ばないと買えない人気商品があり、先着何名ではなく、並んだ上で抽選がある、というもの。
当然、ひとりで何個も買えないわけで、アルバイトを雇う転売ヤーが居る、ということ。
だから「抽選に当たれば1万円払うよ」という意味なんです。
はずれれば時給1,000円だから、並ぶだけならいいか?と思うのですが、転売を防ぐためのお店側の手段として、身元確認のような審査まである、というのです。
実際に引き受けた人の話でも、「早朝から並んで、周りはオタクだらけ。何となく浮いてると、嫌な視線を向けられるし、もう生きた心地がしませんでした。もう二度とやりません。」ですって。
楽で大金が稼げるバイトなんて無い
確かに、「簡単で楽で高額のアルバイト」なんてものはありませんよね。
まあ、借金をしておいて、「楽な仕事」を探すほうがどうかしているのですが・・・
だけど、一口で年収1,000万円と言っても、すぐに達成できる金額ではないのは確かです。
たいていは、弁護士・医者・パイロット・芸能人など、選ばれし人々しかだめでしょ、と思います。
あっ、実業家とか。
ZOZOTOWNの前澤友作社長は、年収35億円と言われていますから、並大抵の「金持ち」では無いですよね。
※あっ、今は元社長ですが、Twitterで「毎日10万円プレゼント」なんていう企画をされたりと、富豪ぶりは変わりませんね。
とにかく、小さい時から勉学に励むか、何か特殊な才能があるかでないと、とても無理と諦めてしまいます。
ならば、1,000万円はダメでも、せめて500万円以上あれば、なんとかゆとりのある生活ができるのに、と。
学歴も特別な才能も無くて、一気に収入を増やせる仕事ってなんだろう?と考えてみると、なんだか危ない仕事も浮かんで来たのですが、やっぱり「物を売る仕事」かな?
ネットオークションで高収入を得る人も
素人がすぐにお金を稼ぐとなると、ネットオークションが浮かびます。
少し前の話になりますが、ヤフオクとかeBayでは、年に億という金額を稼いでいる人たちも居たんですよ。
今でも多分居ると思いますが、メルカリなどの登場で、出品者も増えてきて、売り手市場では無くなってきた分、大きく稼ぐのは難しくなっているかもしれません。
ただ、今でも、お小遣い稼ぎとしては良いと思いますけどね。
あと、「物を売る」という考え方では、やはり営業職でしょうか?
あの、お年寄りに安物を高く売りつける、なんていう悪徳商法では無いですよ。
しっかりとした商品を、いかにお客様に納得してもらって買っていただくか?ということを極めれば、不動産関係でも、いまだにすごい成績を上げている方は居るのです。
会社に入っていても、歩合制なら獲得した利益の何%かは自分の懐に入ってくるので、会社員でも1,000万円以上の年収をもらっている人もいる、ということです。
他には、自営業の分野になりますが、「便利屋」や「代行業」を始めること。
人の嫌がること、または「面倒だなー」と思うことを代わりにしてあげると、お金になるんですよ。
高齢化で、「自分でできなくなったので頼みたい」という仕事も増えてきたということなので、社会貢献にもつながりますよね。
自営業と言っても、自宅兼事務所のような形でできますし、ある程度必要な道具や知識さえ仕入れれば、そんなにお金をかけなくてもスタートすることは可能です。
そう言えば、一時テレビで話題になったある俳優さんが、今は便利屋でかなり儲けているという話を聞いたことがあります。
いろいろ考えれば出てくるものですね。
少しのアイデアとやる気と体力があれば、意外と年収1,000万円も夢ではないのかもしれません。