「お金が無い、生活できない、借りれない」なんてすごいタイトルですが、今、こんな方が多いんです。
私も一時はこんな感じだったかな?
口には出さないけど、実際はここまで切羽詰まっているという方も多いのでは?と思います。
「お金の話をすること自体がいやしいこと」という風潮が日本にはあるので、どうしても生活の苦しさを他人に相談出来ないということにもなってしまいます。
「お金が必要だけど、ブラックだから借りられない」という場合どうしたらいいか?
「もうどこでもいいからお金を貸してください」という悲痛な叫びまで聞こえてきそうです。
そうなった人だけにしかわからない悲壮感。
「自業自得だ」という意見もあるでしょうが、自分のお金の使い方が悪くてブラックになった方ばかりではありません。
今まで一生懸命頑張ってきたのに、突然勤めていた会社が倒産してしまったり、他人の保証人になってしまったり。
はたまた、勤めている会社を突然解雇されたり、中には大地震や自然災害で勤め先や住まいを一瞬にして無くしてしまった方も。
自分の意思とは関係なくブラックになってしまう方が、なんと多いことか。
そんな方が「どうしてもお金が必要」という状況になっても、ブラックであるということだけで、お金を借りる事すらできないのです。
なんて、ここで世の中を嘆いていても仕方のないこと。
ブラックでもお金が必要な場合にどうするか?ということについて書いてみたいと思います。
こうなった場合、一番最初にするのが「ブラックでも融資可能」という金融業者を探すこと。
中小の消費者金融など、探せば結構見つかるのですが、やはりヤミ金融との区別が付きにくい場合が多いので、おすすめはできません。
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すべてが悪徳というわけではない、というのはわかるのですが、正規の金融業者を探すのは至難の業でしょう。
聞くところによると、収入が高かったり勤務先が一流企業だったりという属性が高ければ、正規の金融業者からでも借りられるということはあるようです。
だけど、こういった方々は、例えブラックになったとしても、すぐに生活に困ることはないですよね。
もともと収入が少なかった弱者がブラックになった場合、救済措置はあまりないというのが現状でしょう。
今のところ、生活福祉資金貸付制度のような公的資金や、失業中の方は求職者支援制度などを上手に使うくらいしか、方法はないのかもしれません。
「甘えるな!」という言葉がどこからともなく聞こえてきそうですが、もっともだと思います。
私も含めて、ブラックになってまで救済措置を探してはいけないのです。
それでも、自分に落ち度もなくブラックになってしまった方のことを考えれば、支援制度があってもいいのに、と思ってしまうのも事実ですが。
追記:NPO法人などで、多重債務の方を救済する団体はあるようですし、地方によっては、「頼れる味方」というところもあるようです。
ただ、そういった組織になりすますような悪徳業者もありますし、すべてが信用できるというわけではありません。
いずれにしても、自分の目で確かめて判断する、ということが大切です。
多重債務の相談だけなら、各市町村で相談窓口を設けているところも多いので、一度聞いてみても良いでしょう。