visaデビットカードは一括後払いできる?というご質問をよくいただくのですが、出来ると思いますか?
どうも、何回か書いているように、一部のガソリンスタンドでは、デビットカードも一般のクレジットカードと同じように後でまとめて請求が来ることがあるからです。
それを悪用して、敢えてガソリンスタンドでvisaデビットカードを使い、月末に引き落としされる頃には残高不足で引き落とせない、というケースが多発したということ。
それ以来、一部のガソリンスタンドでデビットカードの利用ができなくなっているのです。
まあガソリンスタンドにとってみれば、当たり前のことなのですが・・・
悪用までは行かなくても、「visaデビットカードを利用すれば、即時引き落とされるもの」と思って利用したのに、なかなか引き落とされず、そのまま忘れていたら、まとめて引落された、というケースもあるようです。
クレジットカードだと、ショッピング枠が例えば20万円あれば、引き落とし用の銀行口座に残高が無くても使えますよね。
要するに、20万円借りてショッピングするのと同じことになりますから。
それが、デビットカードの場合「信用貸し」ということが行われませんから、引き落とし時に口座にお金がなければすぐに「滞納」とか「支払不能」ということになってしまいます。
visaデビットカードを利用する人は、ほとんどが債務整理後とか何かの理由でクレジットカードが持てなくて代わりに利用しているということだと思うんです。
ということは、このvisaデビットカードが利用できなくなると本当に困りますよね。
だから、利用規約をよく理解して、「引き落としできない」なんていうことの無いように使うことが大切だと思います。
本当は、「分割もできて後払いもできるクレジットカードが欲しい」というのはわかりますが、そのためには、自分自身の信用度を上げていくしか無いのです。
せっかくブラックでも利用できる唯一のvisa(jcb,master)カードなので、ありがたいと思いながら大事に使いたいですね。
後払いがしたいのなら、喪明け後にクレジットカードを取得するまでは我慢、というところかな?
確かに、債務整理後少なくとも5年待たなければならない、というのはとてつもなく長く感じるのですが、債権者に迷惑をかけたのですから、仕方のないこと。
できないことを憂うより、先のことを考えた方が良いと思いませんか?
追記:最近では、アメリカンエクスプレスカードなど外資系のクレジットカードでは、過去の信用履歴よりも、今の経済状況を重視する傾向があります。
つまり、過去の過ちよりも、そこからいかに早く立ち直るか?経済力を付けるか?ということを評価してくれる、ということ。
なので、一日でも早く、信用を回復するためには、一生懸命働いてコツコツとお金を貯めるしか無いですね。