自己破産後、無職でお金を借りる方法は?なんて、借金もせずに堅実に暮らしていらっしやる方にとっては、勝手な質問だと思うでしょう。
まあ、そうなんですけど。
自己破産をするということ自体、合法とは言え身勝手なことですから。
ただ、何度も書いているように、自分の浪費が原因で自己破産する人ばかりじゃないですからね。
夫や親の借金で余儀なくされる方もいらっしゃいます。
夫の借金がバレて、離婚にまで発展するケースもありますよね。
「旦那の借金のせいで生活苦になってしまいました。離婚したいけど、小さい子供が居るし、我慢していますが、悔しいーーー」なんてtwitterでつぶやいている人が居ましたよ。
この旦那さん、子煩悩だし優しいので、お金にルーズなところだけ直してくれたらいいんだけど、と奥さんは思っているみたいです。
三行半をバンッと突きつけたくなるのもわかるけど、全く愛情が無くなったわけじゃなければ、債務整理や借金をまとめるなどして、もう一度夫婦でやり直す、という方法もありますね。
あと、よくあるのは家族経営の会社が倒産して、役員扱いになっていたなどの理由でどうしても自己破産しなければならなくなったというケースも。
だから、一概に身勝手とはいえないのです。
とは言え、一度債務整理の手続きをしてしまえば、ブラックとみなされるのは同じです。
もう、どんなにお金に困っても借りることもできなければローンを組むこともできません。
そんな時にもし会社を首になってしまったら?
考えるだけで恐ろしいですが、今は実際に起こることなのです。
「ある日突然」会社が倒産したり、解雇されたりということが日常茶飯時になっているということ。
景気は回復傾向にあると言われていますが、老舗店舗が閉店したり、経営が順調に見えた企業でさえ倒産しているのです。
大手企業が、突然数千人規模のリストラを始めるのも、そう珍しいことではありません。
「お金を借りたいのに借りられない」という悩みは、一部の貧しい人たちだけではないのです。
で、ブラックになっているのに無職になってしまったら?
とにかくお金をなんとか工面しなくてはなりません。
「借りる」という選択肢も含めてどのような方法があるのでしょうか?
◯ともかく、知人や親戚に泣きついて貸してもらう
情けないようですが、これが最も手っ取り早いです。
◯「ブラックでもお貸しします」という金融業者から借りる
これは、やはりおすすめしません。
中には、正規の金融業者もあるみたいですが、素人には区別が付きにくいですから。
最悪、闇金融から借りることになってしまいます。
◯公的資金を利用する
生活福祉資金貸付制度の緊急貸付というものがあるのですが、やはり条件は厳しいです。
誰でもOKというわけにはいきません。
それでも、安全という意味から考えれば、一番良いでしょう。
それに、債務整理をしていても借りることができるので、ブラックになってしまったら、頼る方法のひとつだと思います。
◯お金を作る
いつも書いていることですが、リサイクルショップや質屋さんに金目の物を持って行ってお金に替えるということ。
あるいは、オークションサイトを利用して売るとか。
多少時間はかかりますが、確実にお金を手にすることができるという点では一番ですよね。
また、日払いバイトや治験バイトなどで、体を張ってお金を得るというのも、確実でしかもお金のありがたみがよくわかる、良い方法と言えるでしょう。
と、ざーっと思いつく方法を書いてみましたが、一番いけないのが「どうしよう?」と何もしないでオロオロすることです。
何か行動を起こさないと、何も変わらないですよ。