芸能プロのイエローキャブが自己破産を申請したというニュースを聞いた時も「ひとつの時代が終わった?」と思ったものですが、その後も出版社や映画配信会社など有名な会社も破産していますよね。
あの聖子ちゃんカットで有名だったカリスマ美容師が居る「HAIR DIMENSION(ヘアーディメンション)」も破産申請をしたとか。
確かに、あの頃はアイドルと言えば聖子ちゃんカットで、街にもあふれていました。
ただ、その後は、多様性の時代となり、ひとつの髪型が流行るということも無く、カリスマ美容師を選ぶより、安くて早いカットを選ぶ人の方が多くなったのでしょう。
しかし、あれだけのブームを作り、都内に数店舗展開していた40年も続く老舗美容室でも、この不況は乗り切れなかったということでしょうか?
それとも時代の流れに逆らえなかったからなのか?
それは誰にもわからないでしょう。
このブログでは、ローン地獄に陥ったり債務整理された方の体験談やその後の生活についても、数多く触れていますが、結局は本人次第というのは同じことだと思います。
破産した人が新しい環境でまた頑張れるかどうかは、どれだけコツコツ努力を重ねられてるかどうかだと思うんです。
それは、今多重債務で苦しんでいる方にも当てはまりますよね。
このまま多重債務生活を続けていても、前に進むことは難しいです。
となれば、債務整理で新たな道筋を作るということも考えてみたほうが良いでしょう。
債務整理と言っても、何も自己破産だけしか選べないということではなく、任意整理・特定調停・個人民事再生という方法もあります。
債務整理方法は、自分で選ぶことができますので、十分に考えて決めることです。
と言っても、「どうしたらいいかわからない」という場合も多いと思いますので、市町村などで行っている多重債務無料相談、借金無料相談などに申し込むというのが無理がないかもしれません。
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実際に弁護士や司法書士の方が相談に乗ってくださいます。
だいたい、ひとり当たり30分くらいの持ち時間しか無いので、ダラダラと話をしていては、確信に触れる前に終わってしまいかねません。
相談に行く前には、自分が今借りているところの書類ひと通りと、いつから借りているのか?がわかる書類などを整理して持って行くことです。
また、債務整理についての相談内容も、事前に書いておくことをおすすめします。
どうしても、話の内容がお金のことなので、恥ずかしがって言い出せないことも出てくるのですが、はじめから順序立てて書いておけば、スムーズに話せますから。
借りている金額を書き出したり、書類を集めたりしていく作業は、なかなか辛いものがありますが、そうしているうちに、腹が座ってくることもあります。
まずは、そこから始めましょう。
ゼロから、いやマイナスから立ち直るのは、会社も個人も心構えは同じということですね。