「どんな人でも作れるカードってありますか?」というご質問。
カードってクレジットカードのことですよね。
「どんな人でも」という言葉に含まれているものを想像すると、無職でも、ブラックでも、専業主婦でも、年金生活者でも、失業中でも、アルバイトでもなんていうところでしょうか?
となると、難しいのかな?
私最近思うんですが、日本はやはり弱者に対して優しくないな、と。
確かに、債務整理する人ましてや自己破産にまで陥ってしまう人は、私も含めて「自業自得」の場合が多いでしょう。
それでも、一生懸命真面目に働いていても、全財産を失うことなんてザラにあるのです。
「お金遣いが荒い」とかそういったことではなく。
他人の保証人になって、借金をすべてかぶってしまったということも考えられますよね。
会社の借金を個人で背負う方だって。
震災で無一文になってしまった方もたくさんいらっしゃいます。
年をとってから、年金がもらえず、また少ない年金でやりくりされている方も。
月に数万円の年金しかもらえない人が大多数だということなので、今さら老後2,000万円問題でもめていること自体がおかしいかもしれません。
公的資金の貸付などもありますが、本当にどうしようもなくなったら、やはり生活保護に頼るしか無いのが現状なんですよね。
その生活保護に対しても、本当に必要なところには回っていないという事実。
あらあら、またクレジットカードの話題から脱線してしまった。
いや、世の中にはクレジットカードすら作れない人が溢れているんだから「誰でも作れるクレジットカード」があってもおかしくないかも、と思ったのがこんな話に発展してしまいました。
まあ、そんな人はデビットカードを作りなさいということなのだけれど、そしてVISA(JCB,マスター)デビットカードは本当にブラックにとっては強い味方なのだけれど・・・
そう。
いくら使っても信用履歴にならない、というところが唯一不満なところなんです。
デビットカードを積極的に利用し、月々の利用料一万円以上とかで、延滞が一度もなくきちんと支払いが出来ている場合。
3年ほど経ったら、利用限度額3万くらいでもいいから、通常のクレジットカードが持てるようにしてくれないだろうか?と。
海外の銀行が発行しているデビットカードには、最初はデポジットする金額まで指定されているけど、こまめに使って支払いを滞りなく続けていれば、数ヶ月から数年でクレジットカードが持てるようになるものもあるとか。
残念ながら、日本では今のところ、そんな動きは無いみたいですけどね。
何かしらのチャンスを与えて欲しい、とは思いますが、金銭でのトラブルに厳しい日本では、今のところ期待できないでしょう。
結局は、コツコツと貯金をして、喪明けを待つしか無いのかもしれません。