お金を借りる方法がいろいろ増えてきました。
即日キャッシングも魅力がありますが、ある一定期間利息がかからない「無利息キャッシング」も嬉しいですよね。
だけどこれって、金融業者にメリットってあるの?と思いませんか?
実はちゃんとメリットはあるんです。
まあ、ボランティアじゃないんだから当たり前のことですが・・・
ほとんどの無利息キャッシングサービスは最初の申込み時にのみ限定されています。
つまり、金融会社側が新しい客を得るための呼び水として利用しているのが無利息融資なのです。
化粧品会社や健康食品業者が、試供品を配ったり、初回限定で500円くらいの思い切った価格設定になる商法にも似ています。
あれって、ついつい申し込んでしまって、その後も試供品とかカタログとか送られてくるから、そのまま定期購入してしまった経験ありませんか?
中には、「解約方法がわからない」なんていう理由で、欲しくもないのに購入し続ける人も居るとか。
まあ、解約方法がわざと明記されていない場合は悪質ですけどね。
キャッシングの場合も、最初は無利子を目当てにカードを作り融資を受けたとしても、それからは通常の金融商品を借り入れるという流れになりやすいそうですよ。
キャッシング会社を次々と変えていって毎回新規の申し込みをすることができれば、その都度無利息でお金を借りることができると思う人もいるようです。
こうなるとちょっと問題ですね。
利子がかからなければいいと、キャッシング会社にどんどん申込みをしながら無利息キャッシングを利用する生活では、いつまでも借金に追われる毎日が続きます。
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それに、どんどん申し込みをしている内に、「お金を借りることが当たり前」のようになってしまいます。
そうなると多重債務なんていう言葉も頭に浮かんできますね。
しかも、きちんと返しているのにも関わらず、次から次へと金融業者を変えて借金をすれば、「申し込みブラック」と判断され、次からの借り入れに問題が生じるケースも起こりえます。
やはり、「常識の範囲」で利用したいですね。
1週間後の給料日まで、どうしても間に合わない時。給料日には必ず一括返済できる時。返済しても1ケ月は生活ができる時。
そんな時に使うのが、無利息キャッシングの賢い使い方と言えるでしょう。
もちろん、無理なく利用できるようであれば、その後も続けて利用することもNGではありません。
まるまる1年借りた場合でも、利息を支払うのは11か月分で済みますから。
実際には、無利息期間だけで、全額返済できる人は稀でしょうから、商売が成り立つとも言えますよね。
「1年借りた場合の総返済額は?」と計算して、利息がお得なようなら借りる、という判断で良いと思います。
要は、しっかりと返済計画を立てて利用する、ということに尽きるでしょう。
返済計画がしっかり立てられなくて、ローン地獄におちいった私が言うのもなんですが。