知り合いの息子さんがクレジットカードの審査に受かったというのです。
その息子さんは、いわゆる「ひきこもり」で当然無職。
今や、ひきこもりの年齢も上がってきていて、ヤフーニュースなどでも、80代のご両親が50代のひきこもりの息子を養っている、なんていう話が載っていて、社会問題ににもなっていますよね。
ゲームが趣味でゲームのアイテムとかを売ってお小遣い稼ぎはしているので、生活費以外は自分でまかなっているとのこと。
きちんと確定申告までしているそうですから、まあ、無職とは言えないのかもしれませんが。
クレジットカードは、一般的に「審査に受かりやすい」と言われているカード会社ですが、それにしてもどうして受かったんだかと思いますよね。
知人いわく「ひきこもりだけど、悪いことをするような子じゃないから、正直に申込書に書いたはず」と。
まあ、年収とか勤務先を偽って書いたりしたら、文書偽造で捕まりますから、それはしてないでしょう。
唯一考えられるのが、「キャッシング枠をゼロにして申し込んだ」ということかな?
それにしても、ネットでは「年収250万円だけど、勤続年数は5年で、中小企業勤務だけどそこそこ重要なポストに就いている」という方が、「審査が甘い」と言われているクレジットカードでさえ取得できなかったと嘆いているというのに。
やっぱり年齢とかも関係あるのかも。
若いというだけでも、「これからお金を稼いで、たくさんカードを使って貰える」という望みがありますからね。
一昔前だと、「若い」「独身」というだけで、社会的信用が低かったりしたのですが、今はそうでもないということでしょうか?
それとも、一度クレジットカードを取得しても、割合すぐにカード停止処分を受ける方も少なくないと聞いていますので、将来性を重視して審査に通しておいて、危ないなと思ったらすぐに切る、という方式なのかもしれません。
とにかく、一番お金が必要で、しかもクレジットカードを使うことが多い世帯が持てないという状況になっているという気がしますね。
単純に、もう少し収入が多ければ問題は無いのでしょうが、今や年収300万円時代より少なくなっているでしょう?
親子4人で暮らしていても、年収が300万円を切っている世帯はたくさんあります。
クレジットカードを利用して、分割払いでなんとか支払って、ボーナス払いなども利用しながらやりくりして行きたい、という世帯なんですよね。
確かに、利息は取られますが、はっきり言って、まとまった出費は避けたいというのが本当のところ。
まあ、何度も書いているように、クレジットカードの審査については、確実にこの条件なら受かるというラインがわからないので、なんとも言えないのですが・・・
ネットで探すと、「自営業の人でも受かりやすい」とか「主婦やアルバイトの人でもOK」とジャンル分けをしているところがあります。
すべてが信じられるかどうかは甚だ怪しいのですが、それでもきちんとしたサイトも少なからずあります。
確かに、各クレジットカード会社によって、ターゲットとなる顧客層は違うので、自分がどの層に属するのか?を分析してみるというのはアリだと思うんですよ。
そういったサイトを参考にして、最初から受かりやすいクレジットカードに申し込む、というのもひとつの方法かもしれないですね。