「どうしてもお金を借りたい」とか「今日中にお金が必要」などでネット検索されているあなた。
あっ、すみません、ドキッとしました?
私も少し前まではそうでしたから。
巷では、もうゴールデン・ウィークの話題が飛び交っていますが(今年は10連休ですから)、遊びに行けないどころかどうやって食べていこうか?というのが先決問題で。
子どもたちにも、ずいぶん不憫な思いをさせました。
「どうしてもお金を借りたい」とか「ブラックでも貸してくれるところ」など、インターネットで検索すれば、出てくるのですが、今度はあまりにも情報が多すぎて「どれを信じたらいいのか」状態になってしまいます。
中でも「ブラックなんだけど、今すぐどうしてもお金を借りたい」という方の切実さは、よくわかります。
サラリーマンの方でも、「残業手当がなくなってお給料が少なくなってしまった」などの理由で、お金が足りなくなることもあるのだと思います。
また、少し前までは、特にバブルの時代だと、お給料は高くなることはあっても、あまり減ることはないという考えがありましたから、どうしても「今返せれば大丈夫」と思い借りてしまいました。
それが、今では総量規制で収入の1/3までしか借りられなくなっていますから、「借りたくても借りられない」状態ですよね。
その上、お給料は減る一方という方も多いのではないでしょうか? 「なんとかして、借りられないか」と躍起になって探し回って、やっと「審査が甘い」と言われる金融業者を見つけても、結局は審査に落ちてしまう、ということになってしまいます。
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まあ「ブラック」になってしまってからでは、いくら探し回っても、借りられるところはないのですが。
「せちがらい世の中になってしまった」では済ませられないのですが、ブラックになってなくても、今はなかなか融資が受けられない時代です。
「どうしてもお金を借りたいのに借りられない」時には、やはり、今の自分の経済状況をしっかりと把握した方がよいと思います。
私自身ローン地獄に陥った経験がありますから、そのまま借金を重ねていれば、多重債務への道をひた走ることになってしまいます。
「どうしてお金が必要なのか?」「返すあてはあるのか」など自問自答して、それでも必要な場合だけローンやキャッシングの申し込みをするようにしましょう。
「もうどこからも借りられない」という状況になったら、やはり債務整理も考えなければならないと思います。
債務整理と一口に言っても、自己破産だけじゃなく、任意整理や特別調停など、裁判所を通さずにまたは自分自身の手で借金整理する方法もありますので、一度調べてみられると良いでしょう。
今の状況が少しでも改善されれば、また歩き出す勇気も生まれてきますから。
追記:今年は、10連休になるので、さぞや旅行のプランを練っているご家庭が多いのでは?と思ったのですが、そうでもないようです。
ねっとで検索されているのは、「GW お金が無い」とか「GW お金が無くても楽しめる方法」「お金をあまりかけないで行ける行楽地」などが、結構多いんですよ。
時代を反映していると思いませんか?