キャッシングもPCや携帯やスマホから申し込める時代です。
中には、申し込んで審査→口座に入金まで、数十分で済むことも。
こうなると、なかなか「お金を借りた」という感覚が無くなりますよね。
他にも便利なキャッシング方法として消費者金融の自動契約機があります。
一時は日本全国の至る所にありましたが、今では姿を消しているところも多いですね。
だいたい、お店などが閉店した後に「何ができるのかな?」と思ったら消費者金融の無人契約機だったという時代もありました。
街の写真を撮ると、必ずその中にひとつは無人契約機や看板が写っていたり…
今もありますが、グレーゾーン撤廃や総量規制後は、かなり少なくなった気がします。
一時は、ビルすべてが消費者金融の自動契約機というところがあったほど。
私なんて子育て中だったから、「子どもの通学路にもこんなに消費者金融の看板があって、教育上どうなんだろう?」と思ったくらいです。
考えてみたら、その危惧は当たっていたのかもしれません。
結局、消費者金融のテレビCMをよく見かけるようになったり、クレジットカードが誰でも作れるようになってから、多重債務なんていう言葉が生まれたような気がしてなりません。
とは言え、借りる、借りないは個人の責任で、どんなにCMで「手軽に借りられる」と言われても、借りなければ良いのですから。
この消費者金融の自動契約機ですが、中は一体どうなっているんだろう?と思いますよね。
中はいたってシンプルで、コンピューターの画面がひとつあって、書面はFAXでやり取りできるようになっています。
座るとすぐに、音声が聞こえてきますので、質問されたことに答え、画面のタッチパネルを押して行くだけです。
それでも、何となく「お金を借りに来た」という後ろめたい気持があるので、無機質に聴こえる係りの人の声が、とても高圧的に聴こえたりしますね。
結構項目が多いのと、途中で数回、書類のやり取りがあるので、だいたい30分くらいはかかると思います。
最終的に審査に受かれば、カードが発行されて、すぐにでも店頭に設置してあるATMで現金が下ろせるということになります。
この30分が非常に長く苦痛に感じるのですが、携帯で気軽に借りるよりはまだ良いかもしれませんね。
「今、お金を借りる審査をされているんだ」という気持ちになりますから。
自動契約機と言っても、係の方がリアルタイムに質問してきますし、お客さんの様子はモニターを通して見られているはずです。
だから、ネットでの契約が微妙な人でも、自動契約機の方が審査に受かりやすいということはあるようです。
「見た目」でも判断されるということもあるのでしょうか。
審査に受かるギリギリのラインなら、そういう判断もあると思います。
ただ、「消費者金融に勤務していた」という人の体験談によると、「ある程度は借りに来る人の態度を見て、しっかりとお金を返してくれるのか?」わかるそうです。
プロの勘というものかもしれません。
そういった意味では、無人契約機と言えども、あまり気を抜いていては、審査に受かるものも受からない、ということになりますね。
あまりにも落ち着かない様子だったり、身なりがきちんとしてなかったりすると、「きちんとお金を返す人」とは判断されないでしょう。
多重債務になると、この消費者金融の自動契約機を「はしご」する人も居るみたいですが、そうなってしまうと、もうアウトでしょう。
そのまま雪だるま式に借金を増やすよりも、債務整理などの方法を考えた方が良さそうです。
追記:この自動契約機、基本、中に入るのは一人づつなので、コロナウイルス感染症は大丈夫なのかな?
もう、疑心暗鬼になってしまいます。
だって、あの狭い空間で、換気もそんなにしてないだろうし、もし、自分の直前に申し込みをした人が感染していたら?とか。
あっ、そんなこと言ったら、ATMですら危ないということになるのか。
今は、お金を借りるのも、ネットキャッシングで自動振込にしてもらった方が良いですね。