消費者金融でお金を借りると利息が高い、というのは常識となっています。
グレーゾーン金利が廃止され、一部の消費者金融では信販系クレジットカード会社と変わらない利息を提示しているところもありますが、まだ差があるのは事実。
その代わりと言いますか、消費者金融では無利息融資期間を設けている会社も多いです。
キャッシングの無利息融資というのは何のためにあると思われますか？
そもそも、金融業者というのは、利息を取らなければ商売にはなりません。
それなのに、期間を設けると言っても、無利息でお金を貸すなんて・・・
何か裏があると思わざるを得ません。
だけど、考えてみたら、化粧品などの「試供品」と同じ考えなのかも。
まずは試し借りしてみて、良ければものまま借りてください、というような。
それにしても、キャッシング会社は無利息融資という離れ業を使わなければならないくらい苦しいとも考えられます。
金銭的な得にならない無利息キャッシングを実践する理由は、ローン融資に対する抵抗感を下げ、会社にいい印象を持ってもらうためです。
一般的にキャッシングなどの融資は借金であるため、イメージから、かたくなに利用を拒む人も少なくないのが実際のところ。
どれだけ困っていてもとにかく借金だけはしたくないという発想を持つ人もいます。
お金を借りることに心理的なためらいがある人に、とにかく一度借りてもらって融資とはどのようなものか知ってもらうことが会社側の意図だといいます。
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最近のキャッシングは、簡易な方法で、短時間の審査で融資を受けられる体制が整っています。
融資を無利息で利用する時は、利息がつかずに借りたお金をそのまま返済するだけなので、借りやすいと感じる人が増えることは容易に想像ができます。
無利息で融資を受けることで、２度目以降の利用に関する心理的な抵抗が軽減し、その後に利息が付いたとしても抵抗が少ないと考えられているんですね。
ただ、あまりにも簡単に借りられるので、「借金」ということに対しても軽く考えてしまいがちです。
特に、借金に抵抗が無くなってしまったという方にとっては、「無利息キャッシング」が「甘いワナ」にもなりかねませんので、充分考えてから利用することをおすすめします。
どうしたって、「１ヶ月だけ借りてすぐに返す」というわけにはいかないので、そのままずるずると借り続けてしまうことに。
それでも、計画的に「12回払いで、利息は総額いくらで」と把握していれば良いのですが、「とりあえず、一ヶ月間は利息が付かないから」と気軽に借りてしまうと、借金がかさんで後で泣くことになりますよ。
無利息キャッシングも上手に利用すれば良い、ということですね。
