審査の甘いクレジットカードというのは、単なる噂にすぎないものや、何の根拠もない情報も多く出回っています。
それでも、こういった情報を求める人が後を絶たないのは、クレジットカードの審査に落ちる人がとても増えているということなんですね。
クレジットカードやローンの審査って、ある程度の定収入があって、普通に暮らしている人にとっては、「受かって当然」のものであり、審査に落ちることは恥ずかしいことだと思いがちです。
事実、私も多重債務になる前は、そう思っていました。
年収が200万円にも満たない場合は仕方がないけれど、300万円以上で審査に落ちる人はまず居ないのではないか?と。
調べてみたら、そうでもないんですね。
それが、クレジットカード審査の不思議なところ。
例えば、年収300万円で勤めている会社の規模も勤務年数も、またその他の属性もあまり変わらないような人が居たとして。
同時にクレジットカードの申請をした場合、共に受かるとは限らないんですよね。
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これが、年収500万円以上になると話は違いますが。
極端な例だと、年収300万にも満たないような人が、審査が厳しいと位置づけられているクレジットカードの審査に受かり、年収300万円以上で勤続年数が長い人でも審査が甘いと言われているクレジットカードの審査に落ちることだってあるのです。
それほど、各クレジットカードにとって、どんな属性の顧客を評価するか?という基準が違っているということです。
とは言え、審査が甘いと言われているのには、それ相応のデータがあるわけですから、「自分は審査に受かる自信がないな」と思ったら、まずは甘いと言われているところから申し込むでしょう。
一般的に甘いと言われているのは、楽天やイオンを始めとするショッピング系クレジットカード。
また、コンビニ系やガソリンスタンド系も同等と言われています。
2017年以降も、この傾向は変わらないでしょう。
また、最近は消費者金融系のキャッシュカードにもVISAやマスターカードとして利用できるカードが登場しているので、この辺りも狙い目かもしれません。
聞くところによると、現在ブラックでなければ大丈夫という消費者金融系のクレジットカードもあるそうです。
債務整理後5年から10年経って、個人信用情報から事故情報が消えた状態の人が申し込むのには最適だと言われています。
何しろ、過去のブラック情報は問題視されないということですから。
ただし、個人的な詳しい情報まで根掘り葉掘り聞かれる可能性が高い、ということですから、覚悟の上での申し込みということになりますね。
いずれにしても、「申し込んでみないとわからない」という不安定な要素は消えない、ということでしょうか。