「お金が無いけどどうしよう?」とか「無職でお金が必要」、「とにかくお金をなんとか作りたい」などなど。
最近、お金が無いという話をよく聞きます。
お金が無いって本当に切ないです。
夏休みが近づいてきているこの時期、ご家族をお持ちの方は、「お金があったら旅行にも連れて行ってあげられるのに」という方も多いでしょう。
それなのに、お金は借りられないしクレジットカードは作れない、となるとネットで「審査の甘いクレジットカード」とか調べたりしてしまいます。
事実、「審査が甘いクレジットカード」とか「作りやすいクレジットカード」の情報が、ネット上に氾濫しています。
まあ、一時ほど多くはないかと思いますが・・・
それほど皆さん、そういった情報を求めているのですよね。
私もそうでした。
多重債務になると、もう大手の金融業者からは借入れできない状態になりますから、中小の消費者金融や信販会社で「審査が甘い」と言われているところに申し込んだりしていました。
収入証明書に関しても、総量規制以降はほとんどのクレジットカード会社で提出が義務付けられているようでしたが、ここに来て、50万円以下の借り入れなら原則不要というところも増えてきました。
こちらもそうですね。
安易な借入れはしない方が良いのですが、やはり提出書類は少ない方が良いのは確か。
特に、専業主婦の方だと、いちいち旦那さんの収入証明を提出しなければならないのはちょっと、と思ってしまいますよね。
完全に「夫に内緒」というのでなくても、「自分のお小遣いで買える範囲の買い物しかしないのに、どうして収入証明書がいるの」と。
あっ、勘違いして欲しくないのは、「収入証明書が要らない」イコール「審査が甘い」ではないことです。
審査はしっかり行われますので、特に通りやすいということはないです。
ただ、収入のない主婦の方は、申し込みすらできないクレジットカード会社もありますから、そういった点では頼りになりますよね。
顧客としては、借りやすくて作りやすいクレジットカードが良いのですが、なかなか希望に合うクレジットカードがないのが現状です。
スポンサーリンク
ましてや、多重債務となると、もうどこも相手にしてくれない、という方がほとんどでしょう。
「審査が甘い」と噂になっている金融業者の中には、表向きは正規の金融業者でも、実際は紹介屋で、闇金融を紹介されることもあるようなので、注意が必要です。
紹介屋の手口としては、「うちでは貸せないけど、ここでなら貸してくれる」という情報を顧客に与えるのです。
そうすれば、「どうにかしてお金を借りたい」という人ばかりですから、「どこに電話すればいいですか?」と引っかかってくる。
そのタイミングで、「今週いっぱいで申し込みができなくなる。または、今なら保証金を負けてくれる。」などと巧みに誘い、判断を急がせるのです。
考える時間があれば、いくらお金が無くて切羽詰まっていても、「これは怪しいな」と悟られますから。
結果、トイチ(10日で1割利息が付く)で、保証金10万円なんていう、ひどい条件でお金を借りることになってしまうかもしれません。
そうなってからでは遅いのです。
「審査が甘い」とか「作りやすい」という言葉だけで、安易に飛びついてはいけないということですね。
結局は自分の身に降り掛かってきますから。