クレジットカードを作る時に、国保か社会保険かによって、審査に影響があるのかどうかということなのですが・・・
やはりあるでしょうね。
というか、クレジットカードの審査の時に一番関係していると言われる属性の中にも入っていると思います。
属性というのは、その人が金銭的に信頼出来る人がどうかを見極める、いわばバロメーターのようなもの。
収入や勤務先、勤続年数、家族持ちか、持ち家かどうかなどですね。
その中には、当然国保か社会保険かということも入ってくるでしょう。
クレジットカードや消費者金融の審査において、自営業はやはり不利になると言われています。
どうしても、収入にばらつきがあるからなんでしょうね。
極端な例で言えば、年収が500万円の自営業者と年収400万円だけど名の知れた企業のサラリーマンとだったら、断然後者の方が有利ですから。
サラリーマンなら突然会社が倒産したり、リストラに遭ったりしない限りは、毎月決まったお給料がいただけますものね。
一番有利なのは公務員だとも言われていますが、「安定度」が評価されるためです。
確かに、公務員というのは、いつの時代でも就職先として人気のあるところです。
昨今は、仕事の多様化が求められ、ひところほどの人気はないのかもしれませんが、それでも、安定した職場という点では譲れません。
まあ、審査時に問題になるのはそれだけではありませんが、重要なポイントのひとつと言っても良いでしょう。
世の中というか、日本は特に自営業者には厳しいみたいです。
売れている芸人さんや一流ミュージシャンだって、審査に落ちることがあると言われていますから。
「収入が不安定」という理由みたいですが、億単位で稼ぐ場合は関係ないのでは?と思うのですが・・・
だって、サラリーマンの生涯収入を、年収で軽く超えてしまうんですよ。
それでも、駄目な時もあるなんて、なんとなく理不尽な気もしてしまいます。
ましてや、一介の自営業者だと余計ですよね。
会社組織になっていれば違うと思うのですが、個人経営では審査に受かるのは難しいようです。
よっぽど収入が多ければ、違うのでしょうが。
今後は、ますます自営業は生計を立てづらくなるのかもしれません。
一時は、起業家がもてはやされたこともありましたが、「出る杭は打たれる」という言葉にもあるように、ある程度目立った成功を収めると、どうしても周囲からバッシングを受けたりということもあります。
バブルの時代なら良かったのでしょうが、世界的にも不況感漂う中、どうしても人間関係がギスギスしてしまいますから。
と、クレジットカードには関係ないことを書いてしまいましたが、それでも債務整理後に生活の立て直しをするのなら、「一発逆転」が狙える起業家を目指すという選択肢もありですよね。