VISAデビットカードについては、債務整理をしてブラックとなってしまった方でも作れます、と書きました。
最近は、ごく一部で「デビットカードも作れませんでした」なんていう方もいらっしゃるみたいですが、原則VISAデビットカードは無審査です。
例えば、楽天銀行で発行しているVISAデビットカードは、銀行のサイトにもはっきりと「審査不要」と書かれています。
だから、よっぽどなにか銀行口座を開設できないような原因がない限り、作れると思います。
自己破産していても、大丈夫なはず。
で、ここで不安になるのが「債務整理時にVISAカードも持っていたのですが、それでもVISAデビットカードは作れますか?」ということ。
確かに、債務整理をしたら、クレジットカードは基本作れないし、その時に持っていたクレジットカードは、下手したら一生作れないかもしれないと言われています。
いくらデビットカードとは言え同じVISAなんだから、デビットカードも作れないのでは?と思ってしまいますよね。
だけど、少なくとも私が知っている範囲では、債務整理時にVISAカードを使っていた人でも問題なく作れています。
まず、クレジットカードではなくデビットカードですし、自分の銀行口座にあるお金の範囲内でしか使えないので借りるわけではないということ。
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デビットカードだから、分割払いもできないので、「信用取引」をすることはありません。
結局は、「自分の銀行口座にあるお金を使って商品を購入する」ということに変わりはないのです。
ただ、今までのデビットカードだとそのデビットカード加入店舗でしかカードが使えなかったのが、VISAが付いていることによって、VISA加入店舗で使えるようになったのです。
だから非常に便利なんですよね。
それでも、一時期は「クレジットカード扱いになる」ということを悪用して、「デビットカードでもお店の都合で即時支払にはならず、まとめて支払日に引き落とされる」お店を狙って利用し、「残高不足」で支払不能になる、というケースが増えていました。
まあ、結局は支払うことになるのですが、「少しでも支払いの時期を引き伸ばしたい」ということなんでしょうが、そんな人のために、デビットカード自体が廃止になったら?と随分気を揉んだものです。
だけど、その後は、お店の方でも対策を取ったり、デビットカード自体の使いやすさも認識され、単に「クレジットカードが持てない人のためのカード」ではなく、「使いすぎないためのカード」として結構広まってきたように思います。
現に、「デビットカードは、決済金額6年連続で増加中」というデータも出ているようですので、今後はさらに使いやすくなるのではないでしょうか?
VISA以外にもJCBなどのカードも使えるようになっていますし、発行している銀行も増えてきたのは、デビットカード愛用者としても嬉しい限りです。
追記:JCBカードを債務整理したのですが、問題なくJCBデビットカードは作れました。
JCBデビットカードは還元率も1%と高いですから、セカンドカードとしても使えますね。