他社で断られても借りれる金融会社は確かにある、というのですが・・・
普通、お金を借りたくて申し込んでいるのに断れ続けている人というのは、なかなか借りられないですよね。
特に、多重債務を自覚するほど「もうどこからいくら借りたのかもわからなくなってしまった」なんていうくらい借りている人。
5,6社からすでに借りていて、「他社借り入れが多すぎる」と断れてしまったら、行き着くところは闇金融だけ？ということにもなるでしょう。
本当は、そんな状況になったら、もうお金を借りてはいけないのです。
まだまとめローンを利用できる段階なら、なんとかひとつにまとめられないか？を検討したり、いよいよダメだとなれば、債務整理を考える時期でしょう。
人って、窮地に追い込まれると、「まだ大丈夫」なんていう変な自信が生まれたりしますが、すでに5社以上からお金を借りていて、それでもまだお金を借りようとしていることが異常なんだ、と早く悟るべきです。
私も、ローン地獄に追い込まれた時に、同じような心境だったので、偉そうなことは言えませんが。
なので「お金を借りる」という選択肢を、頭から完全に消すべきなのですが、「どうしてもすぐにお金が必要」な事態になることはよくあります。
中には、あまりにも切羽詰まって「闇金融から借りるしか無いんだけど、どうやって探すのかわからない」なんていう方まで居るんですよ。
もっとびっくりしたのが、「闇金融から借りようとしたけど、属性が悪すぎて断られました」なんていう強者まで。
ここまで行けば、もう怖いものなしかもしれませんが、普通の人は絶対に借りてはいけません。
「でも、悪徳業者でもお金を返せば怖くないんでしょ」と思っているあなた。
闇金融は誰にでも簡単に大金を貸してくれるイメージがありますが、最初に貸してくれるのは数万円ということが多いです。
これは、何回も借りさせて、蟻地獄のように利息を取る仕組みになっているからなんです。
利息は、ひどいところでは年利1000%なんていう信じられない数字になるところもあり、2万円しか借りてないのに一週間後に返す時には3万円を越していることも。
あの悪名高い「トイチ(10日で１割)を軽く超えているのです。
しかも、一度借りてしまうと、「次はいくらお貸ししますか？」という電話がひっきりなしにかかってきたり、個人情報をばらまかれ、他の闇金融から電話がかかってきたり、という。
今は、LINEで勧誘が来たり、催促されたりと、いろいろ駆使していますので、用心しなければなりません。
ましてや、自分からターゲットになるようなことは、一切してはいけないのです。
どうしてもお金を借りなければ生死に関わるくらいになったら、やはり中小の消費者金融にあたってみる方が良いでしょう。
「誰でも融資してくれる」というわけには行きませんが、有名な消費者金融に比べたら審査もかなり緩めですし、他社借り入れがあっても、貸してくれるところはあります。
「ブラックでも借りられた」という人もいらっしゃいますので、親身になって相談に乗ってくれるところもあるようです。
ただし、悪徳業者との境目がわかりづらいので、借りた人の体験談を探すとか、ネットでの評判を見るなど、情報収集をしてから「ここなら信頼できる」と判断できてからにした方が良いでしょう。