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他社で断られてもお金を貸してくれるという消費者金融は闇金かもしれません

よく宣伝文句でありますよね、「他社で断られた人でもご融資します」という消費者金融が。

だいたいは、中小の消費者金融なのですが、「本当に貸してくれるの?」と思うでしょう。

他のところで断られ続けていたのなら、藁をもつかむ思いで飛びついてしまうかもしれません。

でも、ちょっと待って下さい!

 

 

もしかしたら、闇金融が混ざっているかも。

詐欺事件もそうですが、今は手口も巧妙になっていて、よく「貸金業登録をしているかどうかは、会社名の横に登録番号が書いてあるかどうかで判断しましょう」と言われるのですが、その番号すら当てにできないことも。

嘘の番号を記載したり、場合によっては、他社の番号をそのまま拝借したりしているのです。

たいていは、金融庁の貸金業者検索ページで調べればわかるのですが、中には正規の業者と見分けが付きづらいところもあるということ。

ただ、口コミ情報をくまなく調べたり、連絡先の電話番号が携帯電話かどうか?オフィスのある場所が、どう考えても消費者金融が入らないような、都心の一等地だとかでも見分けは付きます。

それさえ、同業他社を名乗ってしまっている、なんて悪質な場合は別ですが、たいていは、バーチャルオフィスを利用し固定電話は使わずに、足がつかないようにしているので、ここでわかるんですね。

で、「この消費者金融は信用できそう」と判断できたら?すぐには申し込まずに、やはり、実際に借りてみた人の情報を探すようにしましょう。

正規の消費者金融であれば、口コミのひとつやふたつはあるはずです。

運が良ければ、「他社借り入れ4件以上でも30万円可決しました。」とか「年収200万円ですが、10万円借りることができました。」という情報に行き着く場合も。

匿名の書き込みですから、すべてを鵜呑みにするのもどうかと思いますが、参考にはなりますよね。

今は、消費者金融も生き残りの時代で、大手の消費者金融は総量規制以来経営が厳しくなっていますから、銀行と提携したりしています。

銀行にとってもメリットのあることで、消費者にしてみても、今まで敷居が高かった銀行からお金を借りられるということで、比較的安心して契約することができるようになりました。

反面、以前よりも、審査が厳しくなった消費者金融も。

となると、中小の消費者金融にとっては、正規の金融業者からの借り入れが難しい顧客を取り込むことに真剣にならざるを得なくなり、その結果「他社借り入れが多くても、過去に自己破産した人でも相談に乗ります。」というところが多くなるというわけです。

地方都市に店舗を持ち、地域限定で貸し出ししているところもあれば全国展開している場合もあるのですが、最初は少額からの融資ということがほとんどのようです。

審査に関しては、激甘ということではなく、どんな方でも相談に応じます、という柔軟審査を売りにしているところが多いですね。

ただ、中には、地域限定で対面審査のみ、なんていうところまであるのですが、かえって、ここまで限定しているところの方が信用できるような気がします。

逆に考えれば、「誰でもすぐに50万円ご融資できます。」というような広告を出しているところは、疑ってかかったほうが良いということでしょう。

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