楽天VISAデビットカードでキャッシングってできるんですか?という質問ですが、定期的にいただくんですね。
で、楽天銀行のホームページを見てみたら、「よくある質問」のところにもありました。
思うに、質問者さんは、キャッシングできないんじゃないか?ということはうすうすわかっていながら、質問しているのではないか?ということ。
要するに、デビットカードなんだからキャッシングできないのは当然なんだけど、「VISAって付いているから、もしかしたらできるんじゃないの?」と淡い期待をしている。
「ダメ元で聞いてみるかな」という感じではないでしょうか?
VISAデビットカードについては、一般的に浸透しているようでしていないと感じます。
特に、楽天銀行で発行しているVISAデビットカードは、名前が楽天のクレジットカードに似ているので、混同している方が多いかもしれません。
そもそも、デビットカードというカードの存在自体、日本ではアメリカやその他の国ほど馴染みが無いですからね。
携帯をお財布代わりに使えるような機能ができたり、コンビニの専用チャージ機を使ってカードに現金を補充して使うシステムが流行ったのも、つい最近ですし。
ということで、今主なデビットカード3つを比較してみましょう。
◯楽天VISAデビットカード 原則無審査で申し込みができます。
申し込みもネットでできるので比較的簡単。 年会費は1050円の通常のカードと3,000円のゴールドカードが選べます。
口座に入っている貯蓄残高によって、ATM手数料が無料になります。(通常は210円)
◯ジャパンネット銀行VISAデビットカード 今まではカードは存在せず、番号のみでの取引でしたが、この12月からカードも発行するようになりました。
ネットでの申し込みが可能で、年会費無料、原則無審査です。
ATM手数料は、3万円以上の利用で無料になります。
◯スルガ銀行VISAデビットカード 無審査ということになっていますが、口座開設時に審査に落ちる人もまれにいるようです。
逆に口座を開設できれば、問題なく発行されるでしょう。
年会費は無料、ATM手数料は提携ATMの場合、無料の時間帯もあるようです。
申し込み書をダウンロードして郵送で申請しなければならないのが、ネックかもしれません。
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どちらで申し込みをしても、原則無審査で発行されるようですが、ネットで申し込みが完結する方が便利かな?とは思います。
まあ、スルガ銀行は実店舗もある地方銀行なので、ネット銀行よりも安心できそうという方もいらっしゃるでしょうね。
結局は、自分の使い勝手で選ぶということになります。
ブラックなど、事情があってクレジットカードが持てない人も、すでにクレジットカードを持っている人にも、一枚あると便利なカードではあります。
追記:今は、VISAの他にJCBやMASTERが付いたデビットカードも発行されています。
使い方や審査に関しては、どれも同じことになりますが、ポイント還元率や使える場所など、それぞれ異なりますので、自分が一番使いやすいカードを選ぶようにしましょう。