サイトアイコン 借金500万円から経済的自由を勝ち取るために

任意整理手続き中に消費者金融からお金を借りられた人が居る?

債務整理の中でも任意整理は比較的軽く考えている方もいらっしゃるようですね。

要するに、「債務者との話し合いで借金が軽減されたとは言え、完済すればブラックではなくなるのでは?」と思ってしまうのです。

現に「任意整理中にお金借りるのはどうすればいい?」というご質問もよく見かけます。

確かに、債務整理の中でも任意整理は少し違って、まだ当然個人信用情報には事故情報が残っていると思われる時期でも、お金を借りられるケースがあるみたいです。

実際に、任意整理中に◯◯◯という消費者金融に10万円借りた、という体験談も見たことがありますから。

任意整理だろうが、債務整理には変わりがないので、個人信用情報に事故情報が掲載されている間は、どこからもお金は借りられないはずなのですが・・・

だいたい、「お金が借りられた」というケースがあっても、借りた人の属性が良かったり、保証金が必要だったりするので、手放しでは喜べないのが本当のところ。

それと、任意整理をしたのに、またお金を借りてしまうことの愚かさ、ということもあります。

おまえが言うなよ、と怒られそうですが・・・

「どうして債務整理をしたのか?」ということをよーく考えてみてください。

それに、任意整理の話し合いが無事に終わっても、実際に完済までに至る人は多くないと言われています。

中には、任意整理の支払い中に生活が苦しくなって、返済ができなくなる方も。

その場合は、今まで頑張って返してきた分のお金は無意味になり、また一から自己破産の手続きをし直すことになります。

そんな最悪のパターンもくぐり抜けて、やっと完済したのですから、ギリギリまで「借金」という選択肢を取るのは、踏みとどまりましょう。

「そんなこと言っても、生活が苦しいんだよ」という声が聞こえてきそうですが、債務整理中にまた借金をしてしまうと、せっかく債権者との話が上手く進んでいたとしても、中断してしまうこともあるんです。

裁判なんか起こされた日には、もう多重債務時代よりも酷い状態になってしまいますから。

あとは、「お金を作る」ということも考えてみる、ということ。

手持ちのものをオークションに出品するなどして、とにかく現金を少しでも増やす、という方法もあります。

古いカメラなんか高値で売れることもあり、プロとして利益を出されている方もいらっしゃるようですよ。

趣味で作っている手芸品を売るとか、中には、「新学期に手作り雑巾を売る」という方も。

何でも、安いタオルを買ってきて、ミシン縫いするだけだそうですが、それすら面倒なお母さん達が購入する、ということ。

確かに、新学期って、名前つけや怒涛の書類作成など、することがたくさんあるので、雑巾までは手が回らないかも

単価は安いけれど、数が売れればある程度の収入になりますから。

まさに、「千里の山も一歩から」の精神ですよね。

とは言え、「どうしてもお金を借りないと、生活していけない」状態になってしまったら?

一時的には借金をしないといけなくなることもあるでしょう。

その時には、できれば生活福祉資金貸付制度のような公的資金の借り入れを検討する方が良いと思います。

モバイルバージョンを終了