無職でも10万円借りられますか?というご質問に、どう答えていいのやら。
「無職でお金を借りることはできません」、と突き放したいところですが、私も一時ブラックの時に失業した経験があるので、無下には言えません。
生活するのにも困っているのは明白ですから。
通常「無職でもキャッシング」なんていうと、「仕事もしないで遊ぶお金を借りるのか?」と思われがちです。
だけど、今は働きたくても働けないとか、働いていた会社を急に首になって、なんていう方が増えてきているように思います。
私の知り合いも、ある日朝礼の時に急に「人員整理」という話を聞き、翌日には退職を言い渡されたらしいです。
それは、本当に青天のへきれきで、何がどうなったのかわからなくなったということ。
それでも、奥さんとお子さんが居るので、なんとか生活費は工面しなければならないのです。
ちょうど、車を買い替えたばかりで貯金もそう無かった、ということなので、お金を借りるしかなかったんですよね。
生活費すべてを借りるわけにはいかないことはわかっていたので、「せめて10万円でも借りられないか?」ということだったのでしょう。
どうすればお金を借りられるのでしょうか?
無職でもお金を借りる方法がないわけではありません。
スポンサーリンク
親と同居しているような場合、両親の年収が高ければ借りられることもあるようです。
ただ、その場合、運良く借りられたとしても、ご両親の信用で借りているわけですから、支払いが滞れば親にも迷惑がかかるということになります。
また、無職の場合両親じゃなくても、保証人を立てればお金を貸してくれることもありますが、その場合も同じことが言えますよね。
今時保証人になってくれるなんて、それだけ自分を信用してくれている証拠です。
借金が返せなくなったら、その方の好意を踏みにじることになるのです。
借金を返せなくなったら、自分だけでなく保証人も巻き込むことになるということをいつも頭に入れておく必要があります。
「本当に今お金を借りなければ生活できないのか?」「必ず返せるあてはあるのか?」よく考えてから申請するようにしましょう。
あとは、何度か書いていますが、失業中で失業保険がおりない場合には、求職者支援制度というものがあり、条件が合えば給付金をもらいながら職業訓練が受けられるので、検討されると良いでしょう。
ハローワークで相談に乗ってもらえます。
ある程度キャリアがある中年の方だと、「今から職業訓練を受けても」と思われるでしょうが、一流企業に勤めた経験のある方でも、キャリアが生かせないケースも増えています。
それならば、一からやり直すつもりで新しい知識を身につける、というのもひとつの方法かもしれません。
とにかく、無職という状態から脱出することが一番の課題ですよね。