「無職で金融ブラックの私でもローンを組む方法を教えてください」と言われました。
「ローンを組む方法」を考えるよりも、「お金を借りないで済む方法」を考えた方がいいと思います。
いや、これは上から物を言っているのではなく、経験上言っているのです。
私も「お金を借りる」ということしか考えられなかったために、余計苦労しました。
私の場合は無職ではなかったけれど、一時失業していた経験はあります。
金融ブラックに成り立ての頃でした。
職は無い、お金は無い、金融ブラックになってしまったので、生きる自信も望みもない、という。
ないないづくしの中で、もがいてもがいて、もがき続けて・・・
それでも、手を動かしていたらもしかしたら「幸運」にぶつかるかもしれない、なんて淡い期待を持っていました。
そんな中で、唯一自分を褒めてあげたいと思うのが、お金を借りなかったこと。
まあ、本当のことを言えば「どこからも借りられない状態」だったんですけどね。
でも探せばありますから。
「ブラックでもお金貸します」という金融業者は。
怪しいところが多いので手が出せなかった、ということもありますが、正規の金融業者から借りられていたとしても、とても返せなかったでしょう。
だって、もともと生活していくお金が無いんですから。
だから、何とか「お金を作る」という方法に切り替えました。
本当に少しづつですけどね。
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どうしてもお金がないと、「どこか貸してくれるところはないか」と探すのもわかるのですが、やはり、気持ちを強く持って乗り越えたいところです。
また、失業してしまった場合は、求職者支援制度を利用すれば、職業訓練が無料で受けられて、条件が合えば月々10万円程度の給付金がもらえます。
給付金ですから、返す必要が無いというところが大きいと思いますよ。
私の知り合いも、理不尽な理由でいきなり解雇されたのですが、その時にハローワークで、求職者支援制度のことを知り、早速手続きをしてもらったということ。
ちょうど、勉強したい分野の訓練校が募集していたので、通うことになったそうです。
「給付金も受けられたので、当座の生活費を確保しながら、資格を取るための勉強もできて、本当に良かった」と言っていました。
世帯収入の合計金額によっては、受けられないこともあるのですが、手に職を持っているだけでも就職時には、かなり有利になりますから、検討する価値はあるでしょう。
詳しくは、ハローワークで確認してくださいね。
とは言え、道は険しいです。
途中で何度もへこたれそうになります。
私だって、まだ途中だし。
それでも、安易な道を選ばなければ何とかなると信じて進んでいくしか無いのです。