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クレジットカード審査では個人信用情報のどこを見るの?

クレジットカードの審査に通らない、という話をよく聞くようになりましたが、クレジットカードの審査については、各社それぞれに基準があるのです。

ただ、現在3社ある個人信用情報機関の「個人信用情報」のローン履歴を参考にする、ということはまず間違いないでしょう。

お金を借りるためには、その人の信用情報はどうなのか?信用できる人かどうかを審査するのは当たり前ですよね。

その顧客がどの程度の経済的信用度を持つかを信用情報といいます。

今まで金融機関などで融資を受けたことのある人の、その融資の内容や返済状況などが信用情報機関によって管理されています。

個人情報だけでなく、これまでにどのような形でキャッシング商品を利用していたのか、現時点でいくらの返済金が残っているか、何社から借り入れているかなどが管理されています。

金融商品に関する情報なので、クレジットカードやキャッシングローンなどに関する記録も記載されています。

実際に借入をしなくても、短期間に何度もローンやクレジットカードの申し込みをしたりすれば、その記録も残りますから、要注意です。

そして、多重債務になって借金を長期滞納したり、債務整理したりすると、「金融事故者」という記述が記載されてしまいます。

これが俗に言う「ブラックリスト」となるわけです。

ですから、私達が想像するような「問題あり」とされる人物の名前がずらずら並んでいるリスト、というものは存在せず、個人ごとに信用情報は管理されているということです。

この個人信用情報ですが、自分自身の情報を見ることは開示と言われ、身分証明書を提示すれば、いつでも開示は可能です。

有料となりますが、確か1,000円ほどだったと思います。

各信用情報機関に出向いて開示する他、郵送や、オンラインでの開示もできます。

 

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債務整理をして5年ほど経った方や、「最近、クレジットカードやローンの審査に落ちてばかり。思い当たることが無いんだけど」という方は、一度開示されても良いかもしれません。

意外なところで、申し込みブラックとなっていたり、過去の携帯電話ローンでの滞納がたたっているということもあり得ますので。

金融事故に関しては、隠しても無駄ということも言えますね。

ちなみに、個人情報を開示するのはブラックの方が多いので、開示したことで、次にクレジットカードやローンの審査を受ける時に不利になるのでは?なんて心配されている方もいらっしゃいますが、開示したことが記録に残ることはありません。

自分の信用情報を見るのは、当然の権利ですから。

信用情報を見ることで、今までの取引を振り返ることもできるのです。

ちなみに、滞納や遅延などの金融事故を起こした場合、信用情報には「異動」と記載される、ということ。

私は、「遅延」とか「振替不可」など、もっと具体的な書き方なのかな?と思っていたのですが、専門用語だったんですね。

こういったことも、実際に見てみないとわからないで、勉強にもなると思うんですよ。

ひとつひとつ経験してみて、初めて分かることって多いんですよね。

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