NHK受信料については、反対する名前の政党があったりして、もうNHK対国民みたいな構図になっています。
確かに、NHKを観ない人からすれば、払いたくないと思うでしょう。
それと、圧力的な感じがしてしまうのは、私だけでは無いのでは?と。
ところで、「NHK受信料って自己破産しても支払うの?」ということなのですが、自己破産しても払わなくてはいけないのですよ。
ブラックになると、と言うか、自己破産してしまうと、本当にテレビも残らないことがあります。
あっ、たいていの家庭にある、型落ちしたテレビは二束三文の価値しか無いので、破産したからと言って取られることはないのです。
ただ、自己破産まで行けば、もうテレビを見る気力も無く、「少しでもお金になれば」と数百円で手放したり・・・
自己破産で、止む無く家を手放さなくてはならなくなった時に、少しでも荷物を少なくしようと処分してしまったり・・・と。
まあ、いずれにしても、「NHKの受信料を支払う」ということが頭に無いです。
だから、滞納してしまうことが多いんですよね。
支払いたくないと言うよりも、そこまで手が回らないという方が正解なのですが。
それでも、滞納し続けると、ある日突然集金係の方がやって来ます。
NHK受信料は結構支払っていない方も多いようで、今はやっきになって集金されているような感じです。
もう何度も裁判沙汰になったりしていますが、最近は勝訴することも多く、強気ですものね。
だいたいどれくらい溜めたら、集金に来られるのかは定かではないですが、何ヶ月か滞納すると必ずと言っていいほど、NHKから委託された職員の方が訪問されるようです。
ネットで調べると、「何度も取りに来たけど、テレビがないと言って断っていたら、ワンセグで観ているはずだと言い張られ、結局支払った」という例もあります。
あまりにも受信料の支払い率が悪いので、「インターネットでの視聴」も受信料の対象にする、なんていう報道もありましたよね。
自己破産しても、当たり前ですが、NHK受信料は取りに来るので、「自己破産してお金がありません、とも言えずに困った」という例もありますね。
まさか玄関先で「自己破産しました」なんて言えませんし、言ったとしても許してくれないと思います。
「それとこれとは別ですから」とか言われそう。
「番組内容をもっと観たいようなものにしてくれれば払うのに」なんていう声や、「払わなければ観られないようにしてくれ」なんていう声もあるみたい。
スカパーみたいに、「支払わなければ観られない」というようにすればいいのに、というのには共感しますね。
NHK受信料もそうですが、自己破産しても逃れられるのは借金だけで、滞納していた税金や家賃、その他公共料金の支払いは逃れられません。
債務整理後に、税金や公共料金の滞納分が、どっしりとのしかかってくるんですよね。
と、その後もう一度調べてみたら・・・
自己破産の場合、「債務者名簿」にNHKを入れておけば、過去に滞納した料金の支払いは免責になるということ。
このことをしっかりと頭に入れておけば、支払わなくても済んだんですね。
世の中、知らないで損することばかりなんだな、とよくよくわかりました。
もう取り返しの付かないことですけど。
これから自己破産の手続きをする方は、参考にしてください。