ブラックになってしまった人って(私も含めて)、お金に困って借りたということもあるのでしょうが、キャッシングについての正しい知識に乏しいとも言えるのかもしれません。
もしかしたら、最初からきちんと利息の計算をしていれば、借金地獄には陥らなかったかもしれないですよね。
そんな方のために、キャッシングの計算方法について調べてみました。
キャッシングの計算方法については、知っているようで意外と詳しくはわからないという方もいらっしゃるでしょう。
キャッシングの契約をする時も、年利は少ない方が良いというのはわかっていても、月々の支払額しか確認しないのがほとんどだと思います。
単に借りている金額に年利をかけるだけでいいのか?と思ってしまうし・・・
だけど、自分で借りているキャッシングの計算方法は、きちんと知っていたいですよね。
私がローン地獄に陥った時も、あまりにもシステムについて無知だったから、とも言えます。
しっかりと利息についてもわかっていたら、そんなことにはならなかっただろうな、と。
キャッシングの計算方法についてわかりやすく書いてある文章を引用しますと
「一般的にキャッシングの利息は年率で書かれていますが、一年間お金を借りた場合にどれだけ利息が付くかという方法で決定されているのです。
たとえば100万円を年利15%で借りた時、返済総額は115万円で、1年後の利息は15万円だからです。
1年間お金を借りっぱなしで、1年後にまとめて返済をした場合というのが、利息の計算になるということ。
キャッシングで借りたお金は月々返済するのですが、100万円を実際に年利15%で借りた場合の利息は15万円より少なくなるのです。
利息はキャッシングの場合年率で決められていますが、利息の計算は日割りで加算されることも覚えておいてください。
一年間に15万円増える利息を365日で割ると411円になるというのが、先ほどの例です。
利息は毎日411円ずつ加算されていくことになります。
元金を返済していくことで加算される利息額も減っていくことになり、利息は元金にしかかかりません。
一部の悪徳業者が行なっているような利息を利息につける方法は重利と呼ばれ、法律に違反します。」
ということ。
なるほど、そういうことだったんですか。
毎日411円づつ加算されるという風に考えると、ものすごく取られているのがわかりますよね。
10万借りても月々の支払は数千円でOKなんていう広告だと、大したこと無いように思えるのですが。
まずは、自分が今借りているキャッシングの利息についてしっかりと把握する、そしてキャッシングをしたら、「なるべく早く返す」というのが鉄則ですね。
まあ、多重債務になると、もう利息の高いところからしか借りられなくなりますから、計算することさえしなくなります。
もう金利のことなんて考えられ無くなったら危険信号が点滅していると思ってください。
利息まで含めて借金なんだという、こんな簡単なことさえわからなくなってしまうのが多重債務の怖さだと思います。
最初から、冷静になって計算できていれば、借金地獄にはおちいらなかったでしょう。
まあ、冷静でいられないほどお金が無くなってしまった、ということも考えられますが。