クレジットカードを申し込む時に、キャッシング機能をゼロにして申し込んだ方が、比較的審査に受かりやすいという説があります。
実際に、「何度かクレジットカードの審査に落ちている」という人が、キャッシング枠をゼロにして申し込んだら受かったというケースもあるようです。
クレジットカードの審査については、一般にはシークレットとされている部分も多いので、なんとも言えませんが、やはり「いきなり借金をする」という部分がないだけでも、審査に受かりやすいと考えて良いでしょう。
クレジットカード自体が借金をして物品を購入することなのですが、このキャッシングに関しては、いきなり現金をおろすことも可能ですから。
あまりする人も居ないでしょうが、カードが届いたその足でどこかの銀行ATMなどに行って、カードを差し込むだけで、キャッシング枠に付いている金額分の借金ができてしまうのです。
そういった意味では、審査が緩くなるかもしれないというのは頷けますね。
ただ、属性が悪ければ、例えキャッシングをゼロにしてもダメだとは思いますよ。
で、運良くカードを所有できた方が、キャッシング枠を後から付けることはできるのか？
結論から言うとできます。
ただ、各信販会社によっては受け付けないところもあるでしょうし、受け付けてくれても再審査を受けなければならないところがほとんどでしょう。
通常、キャッシング枠ゼロでなければ審査に通らないような属性の方だと、やはり再審査に通るのは難しいようです。
それでも、ショッピング枠の部分をなるべくこまめに利用するようにして、残高不足にならないように気をつけるようにする。
こうしてクレジットカード履歴を積んでいけば、少しは有利になるはずです。
私の知り合いで、最初キャッシング枠10万円しか付いていなかったのに、ほとんどの支払いをこのクレジットカードで決済していたところ、1年も経たないうちに、50万円になったという話があります。
その上、このカードを利用することで貯まるポイントで、家電を購入したりしているそうです。
確かに、ポイント10倍なんていう時がありますから、上手に利用すれば結構貯まるんですよね。
私の場合は、貯まったポイントでお米や、普段は買わない少し贅沢な食品(霜降り肉とか高級スイーツ)などを購入しています。
やはり、利用頻度が高く、かつ残高不足にならないようにしている顧客には、優先的にキャッシング枠を増やしているのでしょう。
いずれにしてもカードローンと違って、キャッシングの場合は、借りたお金は、たいてい次の月に利息と共に一括で引き落とされます。
これって結構痛いですね。
そんなことも考えて、「本当に必要なのか」を自問自答した上で審査をお願いした方が良いでしょう。