銀行カードローンというのは、最近よく聞きますよね。
銀行なのに借りやすい、と評判なのですが、では審査も通りやすいのでしょうか?
中には、「消費者金融での借り入れが、総収入の1/3になったので、総量規制外の銀行カードローンで借りたい」という方も。
消費者金融で限度ギリギリまで借りてしまっている人が、銀行カードローンの審査に受かるのか?と思ってしまいますが、審査基準さえ満たせば受かる可能性もあるそうです。
一部では、「銀行と言えども、審査は消費者金融並みに通りやすい」なんて言われていますが、どうなのでしょうか?
確かに、広告を見ると、敷居は低そうな気はするのですが・・・
しかも、借入限度額が500万円なんていうところまであり、「本当にそんなに借りられる?」と半信半疑になってしまいます。
調べてみると、やはり限度額いっぱいまで借りられるのは、名の知れた企業の社員や公務員の方で、収入面でも恵まれている方、ということになりますね。
それと、やはり勤続年数も大事なポイントになります。
年齢的に高くても、勤続年数が1年とかだと、どうしても信用度は低くなりますから。
逆に30代でも、5年以上正社員として勤務していれば、「確実に返済してくれそう」となるのは当然です。
ちなみに、カードローンはパートやアルバイトの方でも利用可能なのですが、その場合は、限度額を低い金額にして申し込むと受かりやすい、ということ。
どうしても、派遣や契約社員の方もそうですが、どうしても正社員よりは属性という面で不利になるんですよね。
で、その後で「限度額を増やしいほしいなー」となれば、追加の審査を受けて通ればOKなんです。
それまでに、きちんと返済を続けていれば、信用度もアップしますし、「段階を踏んで」という方法を取る方が賢いと思いますよ。
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ただ、パートやアルバイトの方でも審査に受かりやすい時期、というのもあるのです。
それは、「新規顧客獲得キャンペーンを実施している」ということ。
大々的に広告を出して新規顧客を募集している時には、受かりやすい傾向にあると言われています。
「最近、この銀行のカードローンのCM、あちこちで見かけるなー」と思ったら狙い目かもしれません。
とは言え、もし審査に受かって、思ったより多い金額を借り入れできても、「大金が手に入った」なんて気が大きくなってはダメですよ。
いや、私もそういうタイプだから。
「10万円でも借り入れられたら」と思って申し込んだら「50万円までOKです。」なんて言われたら、なんとなくリッチになったと勘違いしてしまうんですよね。
「必要の無い金額まで借り入れしない」ということを守るようにすれば、無理のない返済ができるのではないでしょうか?
追記:銀行系カードローンについては、以前から「多重債務を発生させる原因になるのでは?」と懸念されていて、金融庁が目を光らせるようになったのも頷けます。
そう言えば、派手なCMもあまり見なくなったような気がするなー、と思っていたら、ニュースでも、取り上げられていました。
調査の結果、過剰融資防止策として、銀行が融資限度額を定めたり、CMを自粛したりしていた、ということです。
「年収証明書不要」というのも、大々的に掲げないということですね。
となると、審査自体も厳しくなるのかな?
「銀行からお金を借りる」という敷居が低くなったのは良いと思うのですが、やっぱり借りる側にも問題があるのかもしれません。