クレジットカードの審査に落ちてばかり
「どこのクレジットカードが通りやすいか?」とか「どこなら審査に受かりやすい」などの情報ばかり探すようになると要注意。
だけど、クレジットカードの審査になかなか受からなかったり、何度申し込みをしても断れてばかり、なんていう経験をすると、「どこのクレジットカードの審査が甘いか」なんていう情報ばかり探してしまうのもわかります。
まずは、自分の属性を見直してみましょう。
つまり、勤務先、アルバイトか正社員か、年収、勤続年数、持ち家かどうか、などなど。
クレジットカードを作るイコールお金を借りるに匹敵するわけですから、いろいろ調べられて当たり前ですよね。
あっ、キャッシングだけじゃなくクレジットカードでお買い物しても、一時お金を立て替えてもらってあとで返すということになるわけです。
何も知らない赤の他人にお金を貸す人は居ません。
となると、申し込みが来た時点で、「この人は信用できるかどうか」を申し込み書類と個人信用情報の中身を参照して判断するわけです。
だから、単純に考えれば、審査基準はどのクレジットカード会社でも同じはず。
なんですが・・・
やはり「どこを重視するか?」が異なるため、審査基準は各社それぞれ違っているんです。
審査基準が各社で違うのはどうして?
若い方をターゲットにしたアパレル系会社が発行しているクレジットカードと、子どもが成長してお金に余裕ができた中高年を客層に持つ老舗ブランドでは、重要視するところが違って当然ですから。
また、過去の信用履歴を重視するところもあれば、事故履歴があったとしても、現在の収入や社会的地位、ここ数年のクレヒスを評価する会社もある、ということ。
なので、同じ人が、あるクレジットカード会社の審査には落ちたけど、他のクレジットカード会社の審査には通ったなんていう現象が生じるわけです。
ただ、だからといって、通った方のクレジットカード会社の審査が甘かったからか、と言われると必ずしもそうでもないんです。
それでも、今までクレジットカード会社の審査に通った方の体験談とかを参考にすると、「このクレジットカード会社はアルバイトでも主婦でも審査に通る確率は高い」というようなことは言えるわけです。
その中に、「キャンペーン実施中のクレジットカード会社は審査が通りやすい」なんていう情報も。
これは一理あるかもしれません。
やはり大々的にキャンペーンをしている期間は、少しでも多くの会員を集めたいということなので、いくらかは審査が緩くなるかもしれないんですね。
ただまあ、それもクレジットカード会社によって違いますし、「必ず通る」なんていうことはあり得ませんが、「キャンペーン中のクレジットカードに、キャッシング枠0で申し込む」というのは、審査に通るための鉄則のように言われています。
それと、例えば、若者中心のお店が発行しているカードでは、収入が多少低くても、若い人の方が受かる可能性は高いでしょうし、スーパー系列ならば、専業主婦でも審査に通りやすい、ということ。
自分の属性に合ったクレジットカードを探すというのも、ひとつの方法かもしれません。
審査落ちの原因で見落としがちなものは?
追記:「意外と見落としがちな審査落ちの原因」という記事を見つけました。
“クレジットカードの審査に通らなかった場合、下記の項目を確認すれば、その理由はほぼわかります。
●属性情報の確認を行う
●個人信用情報機関へ信用情報の開示請求を行う
●他社借入状況の見直しを行う
しかし、これらの項目以外にも見落とされがちな理由があります。
それは、過去に問題を起こしたクレジットカード会社への申し込みです。
これにはいくつかの理由があります。
そしてもちろん、過去に金融事故やトラブルを起こしたクレジットカード会社の企業データベースに半永久的に登録されている可能性もあります。
その結果、過去に問題を起こしてから数年が経過したからといって、再度そのカード会社に審査を申し込んでも、通らない可能性があるのです。
そのため、過去に延滞や金融事故を起こしたことのあるクレジットカード会社への申し込みは控えた方が良いでしょう。”
ということ。
要するに、債務整理などでブラックになっていても、5年から7年経てば、またクレジットカードの申し込みはできるようになりますが、その時に迷惑をかけたところに申し込んでも、社内ブラックになっていて審査に落ちることが多い、んですよね。
これは、仕方のないことかもしれません。