ブラックでも借りられる金融業者を探している人は増えていると思います。
不況や自然災害なども関係しているのでしょう。
実際に、自分の過失ではなくブラックになる人も多いですよね。
ブラックになると、「もう2度とお金を借りられない」のはわかっているのですが、それでも「借りたい」という人の気持ちはわかります。
ローン地獄で苦しんだ人、多重債務になった人、みんな借金という魔物に取り付かれた人だからです。
だけど、中には「自分は借金をしていないのに、人の借金を背負ってしまった」なんていう方も居るでしょう。
いずれにしても、ブラックという烙印を一度押されてしまうと、なかなか前には進めなくなるものです。
ブラックになっているのに、充分な収入を得られているという人も少ないでしょうから、いつも「お金に困っている」状態が続きます。
そうなると、必然的に「ブラックでも融資可能」とか「ブラックでも借りられる金融業者」を探してしまいますよね。
そんな都合の良い業者は、全くないとは言いませんが、恐らく闇金融の確率が高いでしょう。
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以前も書きましたが、一度、こういった悪徳業者と関わりあってしまうと、借金を返したのにも関わらず、いきなり銀行口座にお金を振り込んできて、法外な金利を上乗せされて要求する、なんていうこともあり得ます。
「一度借りてしまっても、全額返せば大丈夫」という常識でさえくつがえされるのです。
闇金融から借りた人の体験談でも、「返済日がわざと土曜日や日曜日、祝日に設定されていて返せないようになっていた。なので、早めに返済しようと口座番号を聞いたのに、のらりくらりとはぐらかされた。」ということ。
「仕方なく、次の月曜日に返済すると、返済日を過ぎたので延滞金が発生する、と言われ、2万円請求された」なんて、もうむちゃくちゃな理論で責められるのです。
しかも、相手が脅すような声で声高に話しをしようものなら、こちらは萎縮してしまいますから。
今でも、こんな手口で営業しているところもあるんですね。
また、ブローカーのように闇金融を紹介する業者もいますから、注意が必要です。
悪徳かそうでないかを見極めるのは、至難の業だと思いますが、唯一あるとしたら、「登録番号:関東財務局長」の後にある()内の数字が大きい金融会社が良いでしょう。
それだけ長く営業している、という証拠なので、その分信頼できるわけです。
もっとも、その数字すらデタラメを書く業者も居るという話も聞くのですが、とりあえずは目安にはなると思います。
いずれにしても、「ブラックでもOK」と大々的にうたっている金融業者は、要注意だということですね。