「金融事故者でも作れるクレジットカード」の方法については、こうして記事を書いている今でも、あちこちで検索されていることでしょう。
「どこかに実際にお金が借りられた人の口コミ情報があるはず」とか。
私も目を皿のようにして検索した時期もありますから、本当に偉そうなことは言えないのですが、結局は「お金を借りることやクレジットカードを作ること」にこだわらない方がいいと思います。
なんて、今少し落ち着いた状態だから言えることで、生活費もままならない状態では、そんなことも言っていられないですよね。
それでも、特に債務整理後の方については、どうしてもお金を借りなければならない時には、公的資金を検討した方が良いでしょう。
巷では、金融事故者でもクレジットカードが持てる方法として「名義貸し」なんていうことまで紹介されているようです。
通常は、友人や知人に泣きついて、クレジットカードの名義を貸してもらうということみたいですが、トラブルの元ですよね。
それならまだ、お金そのものを借りたほうがマシかもしれません。
いえ、それも決しておすすめできる方法ではありませんが・・・
中には、このクレジットカード名義貸しというのを、仲介している会社もあるということなのです。
これは、「喉から手が出るほどクレジットカードが欲しい」という金融事故者の人は、引っかかりやすいのではないでしょうか?
一時流行った保証人仲介制度と似たようなものだと思います。
冷静に考えればわかるんですけどね。
法的にもアウトだし、絶対に手を出してはいけません。
金融事故者になってしまい、「もうどこでもいいからお金を貸してくれるところは?」なんて切羽詰まっている人たちをターゲットにした悪徳業者であることに間違いありません。
ただ「明日までにどうしてもお金を用意しなければならない」状態になると、どうしても「もうどこでもいいからお金を貸してくれるところはないの?」と思ってしまうのも確かです。
または「今すぐに必要なものがあっても現金がないので、クレジットカードで分割払いにしたい」ということで焦ってしまうんですよね。
お気持ちはわかりますが、そういった時には、ものすごく古典的な方法ではありますが、手持ちのものをリサイクルショップに持っていくなどして現金を作った方が良いと思います。
私の知り合いで、昔使っていた壊れたカメラが、以外とマニア向けのものだったらしく、高値で買い取ってもらったということです。
レアな物だと、たとえ壊れていても、部品が一部無くても、高値で売れることはあるんですよ。
今だと、「メルカリ」で自分で売ったほうが、高くなるかもしれませんね。
取引も簡単だし。
苦しいのはわかりますが、「どうしたらお金を借りられるか?」ではなく、「どうにかしてお金を作る方法はないか?」というように考えを変えることが大切です。
クレジットカード取得もそうですが、どうしてもできないとなると裏技ばかり探してしまいますか、王道的なものでどうしたら解決できるのか?を考えた方が自分のためでもあるのです。