「金融ブラックでもクレジットカードを作る裏技」なんていうあやしげなレポートを発見。
すぐに見てみたのですが、内容自体は意外とまともでした。
たいてい、こういったタイトルで人を引き付けておいて、結局は「VISAデビットカードを作ってください」とか「海外クレジットカードを作る」みたいなことなのですが。
それなら、裏技とは言えないですよね。
VISAデビットカードは、ただ申し込みをするだけで、誰でも作ることができますから。
まあ、海外クレジットカードについては、代行業者もあるくらいに、手続きも煩雑ですし手数料もかかるんですよね。
ご興味のある方は、詳しく調べて見られると良いと思いますが、難しいのと悪徳業者も絡んでいることが多いという噂もありますので、軽はずみに手を出すことは止めましょう。
「ブラックでも作れるクレジットカード」の内容としては、このふたつがポピュラーということですね。
VISAデビットカードは、クレジットカードではないですけど。
で、私が読んだレポートの内容は、「家族会員になること」でした。
これも考えられることですよね。
本人がブラックになっても、家族には影響を及ぼさないことが多いですから、夫婦のどちらか、あるいは親や子がブラックになっても、他の家族に生活力があればクレジットカードは難なく作れるはずです。
ほとんどのクレジットカードには「家族会員」というサービスがありますから、家族会員になってクレジットカードを使う、という方法ですね。
家族会員になる際に審査があれば別ですが、無いところの方が多いということ。
ただ、この方法だと、クレジットカードは作れますが、いくら使ったところで履歴は残らないですからね。(審査があるところもあるので、必ず作れるとは限りません)
所詮は人のクレジットカードということになります。
それでも、「デビットカードだけだと困る」という方にとっては助かるのかもしれません。
だけど、最悪の場合は、家族会員の審査に落ち、今度正式に自分の名前でクレジットカードを申し込む時にも影響が出る、なんていうことも考えられます。
もともとクレジットカードを持っていた家族についても、カードを取り上げられるなんていうことも考えられるので、よっぽどじゃない限りやらない方がいいでしょう。
自分だけじゃなく、家族にまで迷惑がかかるのは避けたいですものね。
ということで、「ブラックでも作れるクレジットカード」で気を付けること。
◯悪徳業者を紹介されることが多い
◯海外のクレジットカードを取得する情報であることが多い(代行料金として高額な手数料を要求される)
◯家族会員としてのクレジットカード取得ということ
◯VISA,JCB,MASTERが付いたデビットカードのこと
という情報であることがほとんどだということ。
そして、1番目は言うに及ばず、その他の情報に関しても、デメリットが大きいということを頭に入れておきましょう。
結局は、喪明け後、晴れてクレジットカードが取得できるようになってから、大手を振って申し込むのが一番ですよね。
追伸:「ブラックでも作れるクレジットカード」で、最近浮上してきたのが、デポジット型ライフカードです。
10万円の保証金を預けることと、年会費が5,500円かかるので、初期費用が必要なのですが、任意整理後や喪明け後なら、審査に受かっている人も多いようです。
ただし、ライフカードを債務整理している場合や、系列のアイフルからお金を借りていた人は、審査に受からないみたいですよ。