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「すぐに月収100万円稼ぐ方法がある」に隠された巧妙な罠

お金の無い身としては、「100万円稼ぐ」というのは、一種の目標でもあり夢でもありますね。

ローン地獄におちいっていた時などは、月々のローン支払い総額が20万円くらいあったので、「月収100万にすれば、なんとか返せるのでは?」なんて本気で思っていました。

と同時に、がむしゃらに働いたのですが、タダが知れていたと言わざるを得ない収入にしかならなかったです。

そのうち体を壊して、入院費や治療費などが余計にかかる始末で・・・

だけど、どうすれば100万円も稼げるのでしょうか?

漠然としすぎる質問ですが、意外と多くの方々が思っていることなのでは?

まず、夢を壊すようですが、100万円もらっても、自営業の場合だと、所得税の税率が33%にも上ってしまうので、その他の税金も引くと、手元には70万円弱しか残らない計算になるそうです。

まあ、70万円でも単純にすごいのですが、100万円が70万円になってしまう、というのは、相当がっかりしますよね。

とは言え、月収70万円以上と言えば、会社の重役やお医者さん、弁護士、パイロットクラスじゃないともらえないのですから、目指す価値は大いにあります。

あっ、芸能人の方なら、100万円以上は軽く行くでしょう。

ただ、こういった特殊な才能も学歴も資格も持っていない私達が、果たして100万円の収入を得られるのか?と考えたら、非常に難しい気がします。

それでも、ネットで稼いでいる方、新しいサービスを展開して事業を拡大している方、営業職で飛躍的な成績を上げている方、水商売で成功した方など、最初は普通の人が財を成すケースもあるのです。

そう言えば、『がっちりマンデー!!』で紹介されている会社でも、資本金わずかで興した会社が、独自のアイデアを展開した結果、今では年商何億にもなっている、なんていう夢物語のようなストーリーがありました。

または、一度潰れた町工場が、売れないにも関わらず、コツコツ心をこめて作り続けていた商品が、その品質の良さに目を付けた人からの口コミが広がり、ある日突然脚光を浴びるようになったとか。

村おこしのために、山に入って葉っぱを拾ってきて売っていたものを、料亭が利用するようになり、今では主要な村の資金源になって、村人の生活もリッチになった、という話しは、すでに有名になっています。

となると、独自の目線で何か目新しいサービスを展開するか?あるいは、ブレずに良いものを作り続けるか?が鍵になるのかな?

会社に入って、地道に仕事をすることは、決してダメではなく、むしろ褒め称えられることなのですが、今の世の中、会社のために働いていても、あまり報われることは無いですよね。

自力で月収を上げるには、会社勤めのかたわら、斬新なアイデアで副業を始めるというのが良いのかもしれません。

ネットなら初期費用もあまりかかりませんし。

だけど、「簡単に月収100万円稼げます」なんていう情報を真に受けてはいけませんよ。

どんな仕事をするにしても、市場調査や計画性、努力は必要になるのですから。

追記:最近は、若い人を中心としたマルチ商法が、また流行しているそうです。

ファッションの流行りが繰り返すように、マルチ商法という名前も忘れかけている今、古い形でもねずみ講のような勧誘が増えてきている、とか。

特に、就活に疲れた若者をターゲットにしているようなので、いくら親しい友だちでも、ビジネスに関することを勧められたら、「危ないな」と思ったほうが良いでしょう。

あとは、大学の先輩とか、あまり話をしたことの無い相手から、いきなり「話がある」なんて言われたら要注意です。

美味い話には落とし穴がある」と思って、地道に就活に励みましょう。

なんて、ネットでの副業を紹介している身としては、あまり厳しいことは言えないのですが。

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