ブラックでもクレカの審査に通る方法がある?

ブラックと言っても、いろいろな種類があるんですよね。

通常ブラックと言われているのは、やはり債務整理をした人、「個人信用情報」に事故歴がある人ではないでしょうか?

その他にも、申し込みブラックというものもあります。

これについては、皆さん憶測の域を出ないようですが、一般的には「1ヶ月以内に数社のローンやクレジットカードを申し込むと申し込みブラックとされる」と言われています。

それだって、属性の問題もありますから、多分、年収1,000万円以上の有名企業勤務の方とかだと、それだけで申し込みブラックになることは考えにくいです。

まあ、そのくらいのセレブになると、ブラックカードを持っているでしょうから、クレジットカード数社に一度に申し込む必要もないのでしょうが。

とにかく、「返済能力があるかないか」ということが第一で、その後借入件数とかが問題になるのかな?と思います。

普通に考えて、「あちこちのクレジットカード会社に申し込むということは、どこの審査も受からない借金返済に追われている人」となるのでしょうが・・・

お金の悩み

話を戻して、「ブラックでもクレジットカードの審査に通る」という記事で紹介されているのは、この申し込みブラックについてである確率が高いです。

そりゃあ、そうですよね。

債務整理をしたり、多額の借金を踏み倒して夜逃げ寸前、なんていう人が持てるクレジットカードはそうそう無いですから。

そこまで行かなくても、3ヶ月以上クレジットカードやローンの支払を延滞したりした場合は、最大5年間は延滞情報が消えないと言われています。

となると、クレジットカードの審査に受かる可能性は限りなく0に近いということ。

ましてや、自己破産をしてブラックになろうものなら、10年は事故情報が消えないと言われています

クレジットカードはおろかローンなど、すべての審査に受からなくなるというのもわかりますね。

その点、申し込みブラックであれば、半年も経てば申し込んだ情報は消えてしまいます

だから、クレジットカードの審査になかなか受からなくて「1ヶ月に数社の審査に申し込んだことがある」という方は、まずは半年待ってみる、というのが一番の近道なのかもしれませんよ。

もちろん、クレジットカードの審査に受からない原因は、それだけではないので、申し込みをする前に、もう一度自分の信用度について考えてみる必要はあります。

追記:「夜逃げ寸前」と書いていて、ある方の体験談を思い出しました。

今は、会社を再建されて、社長として立派に暮らしていらっしゃるそうですが、夜逃げをしたことがあるのだそうです。

でも「借金から逃げられても、デメリットしか無いです」と言い切っていました。

中には、力づくで探し出して、暴力を奮うような債権者も居るようで、そんな話に怯えながら、転々として車中泊を繰り返したそうです。

「もう当時は、生きている心地がしなかったです」ということ。

住民票も移せず、家族はそれぞれの親戚の家になんていう離散状態になりますから、「人間的な暮らし」は全く望めないのです。

こういった体験談を見ても「借金から逃げても何も良いことがない」ということがわかりますね。